頭は常になんか考えています.
今日は国試のことでした.
作業療法士は全国平均が71%と,これまでにない低さでした.
落ちた方へ.
あきらめないで下さい.
あきらめずに努力を続ければ,いつか受かります.
僕は今11年目です.
10年目で僕よりすごい人は沢山います.
12年目で僕よりちょっとどうかなという人も沢山います.
長いOT人生,1年先に合格したなんて,
赤ちゃんが10ヶ月で歩けたか,12ヶ月で歩けたか,の違いに近いです.
成人になれば関係ない,ということです.
大事なことは,国家試験を落ちたという事実に,
今日から自分がどう反応するかということです.
僕の好きな 7つの習慣 という本では
「私たちの行動は周りの状況からでなく,私たち自身の選択によって決まるのだ P86」
「本当の意味では,自分の身に起こる出来事によって傷つけられるのではない.
自分がその状態を容認するという選択によって,傷を受けるのだ P88」
と書かれています.
国試が不合格だった,という事実に落ち込むのは,
落ち込むということを自分で選択したからです.
「くそー! 絶対に来年受かって,先に受かった人を追い越してやる」
という行動を選択することもできるはずです.
国試に落ちるということはかなりショックだと思います.
でもそのショックから這い上がり,ショックに左右されずに
問題を解決していく人が現場では重宝されます.
あきらめることも,さらに頑張ることも,自分で選択できます.
皆さんがたくましく這い上がってくるのを,待ってます.
受かった方へ
おめでとうございます!
ようやく作業療法のスタートラインです.
自分の行動は選択できる,と先に述べましたが,
国試に受かったという刺激に自分がどう反応するかが大切です.
71%の難関を通った!と甘んじては,いずれ今年落ちた人に抜かれるでしょう.
ぜひ今日の気持ちを言葉に書き残しておいて,毎年見直してください.
自分の長所を書き,それをOTにどう活かして,どう社会に貢献するのか.
初心なんてすぐに忘れるものですから.
国試勉強を通して培ってきた努力を
作業療法士になっても継続し,さらに伸ばしていってほしいと思います.
落ちても受かっても,大事なのはそれに自分がどう反応するか,です.