2015年9月23日水曜日

高齢者に対する作業療法の費用効果に関するシステマティック・レビュー

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コンビニまで車で12分,海まで5分のところに住んでいます.tomoriです.
今日も海に行って来ました.暑すぎず,ちょうどよい季節です.


さて,先日元同僚の長山さんの論文が掲載されました.高齢者に対する作業療法の費用効果に関するシステマティック・レビューです.


厳格な選定基準の末,5本の論文が採用され,(統計的に有意差があるわけではないですが)クライエント中心の目標設定と意味のある作業に焦点を当てることが臨床的にも費用的にも重要であるかもしれない,と結論付けました.

僕らの研究チームは「リアル」を重視しているので,何をするにしても費用効果というものを考えます.誤解を恐れず言うならば、個人的には重要視すべきアウトカムは「お金」だとも思っています.それが何より社会的に求められているからです.

さておき,この論文ではOTの研究としてはめずらしく,費用についてかなり具体的に精査しています.それも長山さんが仕事を辞めて,一念発起で経済系の大学院への門を叩き,しっかり勉強されたからでしょう.一定期間スキルアップに専念するって大事ですね.

最後まで読んでくださり,ありがとうございました.






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