2012年7月9日月曜日
OBP2.0 参加してきました.
飛行機乗るのは大嫌いだけども,見るのは好きなtomoriです.
この間,ボーイング社の787に乗ってきました.中は広くて快適です.
もっと便数が増えるといいのにね.
さて京極真先生が企画した
作業に根ざした実践 ワークショップに参加してきました.
最初,OBPは別に新しい概念ではなく,かの道徳療法時代から実践されていたもので,そのはるか昔からOBPを実践するのは難しかったとし,歴史的に何度か信念対立が起こっていて,それが現在では外部(他職種など)だけでなく内部(作業療法士)ともいろいろと信念対立が起きている現状にあるとのこと.
そして,OBPは問題を解くための方法だ,と定義付け,その問題とは信念対立と作業機能障害だという説明があった.OBPには信念対立が常にまとわりつくもので,作業機能障害だけに目を向けていると,またいつか何かしらの信念対立に負けてしまう可能性がある.よって,OBP2.0では,信念対立と作業機能障害の2つを考えていかなければいけない,という内容だった(ハズ)
その後は信念対立の解決方法と紹介.いずれ著書になりそうだったので内容は割愛.
そして寺岡先生による作業機能障害の分類の提案と,開発中の評価の紹介.
ゲストとして,藪脇先生の包括的環境要因調査票(CEQ)の紹介と研究成果報告があり,
なぜか僕も急きょADOCの紹介で参戦しました(汗).
皆でグループディスカッションして,
最後に京極先生が「今,日本のOTは結構面白いことになってんねん!」と締めて終わり.
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確かにOBPは流行っている.トップダウンとかAMPSとかCOPMとかADOCとか,作業機能障害をちゃんと診ていこう,介入していこうという流れがある.
でもそれだけでは実践できないんだよね.正直なところ.
自分が正しいと思ってやっていても,それだけでは通じない.
だからうちらの7/1の講習会でも,現実的にはこうしたほうが良いとか,実際にはこうやっている,という実際的な内容にした.
作業機能障害を捉えるという理想,正論だけではOBPは無理だし,根性だけでも無理.
ちなみに友人はOBPはOccupation BAKA practice の略で,OBPは空気が読めないOTバカしかできないと指摘.な,なかなか洒落がきいてるじゃないか(笑)
京極先生は,それを信念対立として素直に取り上げて,作業機能障害の分析・介入に信念対立も含めて実践理論として組み上げるという,なかなか現場に合った面白い取り組みだと思った.
皆で理想より実践にこだわっていこうぜ〜♪
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