レクは得意だと学生に話すと失笑されました.tomoriです.
その理由が、普段僕のテンションはかなり低いらしく,お前そのテンションのくせにどの口が言ってんだぐらいの勢いでした。まぁAB型なので仕方ないです。
前にも書いたけど(作業療法の苦悩と自信)
僕は,OTの自信って,患者さんに近づくことで得られるのではないかと思っています.
最近僕がよく遭遇する
「OTキチガイ」と呼ばれる新たな人種の方は,
皆そうだと思います...(笑)
注)キチガイとは周りが何と言おうとクライエントを最も優先するというリスペクト用語です。
何を根拠にそう言うんだ!と言いたくなる方が多数いらっしゃるのはよくわかるのですが,
いや主観的にそう思っていますとしかいいようがありません.
ましてや「その方々に話を聞くときの目を見ると分かります」
というとますます信じてもらえなくなるのは僕も良く分かってるんです。
でもたしかにそうなんですよ。
自信があるというか,楽しそうで,リラックスしていて,
迷いも曇りもない沖縄の海のような澄んだ目をしています.
一般的に,自信をつけるためには,
偉い人に聞いたり,研修会に行ったり,難しい論文を読んだり,研究したり,大学院にいったり…
自信の根拠を客観的なものに求めて、
まるでジプシーのように旅に出る方も多いと思います。
旅は大事です。旅は良いのですが…
自信をつけるために大事なことってすぐそばの日常にあると思います.
患者さんの主観です。
結局のところ、作業療法も
患者さんが良いと思えばそれで良いという構造になっています。
その中で、客観的なものは、
患者さんがそれでいい、と判断するためのものに過ぎません。
主観と客観の構造をよく理解しないまま客観性の旅に出ることで、
患者さんからますます離れていくのではないでしょうか….
その旅先で出会った面白いものを,
患者さんに無理やり当てはめてしまうことはないでしょうか。
木綿のハンカチーフの彼のように,
華やかな都会から帰れなくなってしまうことはないでしょうか.
作業療法士の場合
患者さんに近づき,
患者さんと同じ目線になって
患者さんの主観とシンクロし、
患者さんとコラボして、
患者さんの意味のある作業を実現したとき、
支援者として大きな学びを得ることはできると思います.
そして,その学びこそが、
OTの自信に繋がるのではないか,
そう思っています.
あるOTからこのメールをいただいて,改めてそう感じました.
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私が一番トップダウンでやっていて良かったと感じることは、
「自分がOTをやっていて、とても楽になった」ということです。
急性期病院で働いていた時は、
「私が目の前にいるこの人を何とかしなければ…。
とりあえず上のいう人のことを言われたとおりやって、
身体的に同じ成果が出るようにしなければ」
と、自分にプレッシャーをかけて、自信なんて全く湧きませんでした。
今は、一緒にOTの時間を共有している方々の人生に関われることに、
純粋に喜びを感じます。
ADOC、AMPSと先輩方が作ってくれたツールを活用して、
少しでも患者様が幸せになるように、
自分自身も幸せになれるように日々悩んでいきたいと思います。
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2011年11月22日火曜日
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