全員合格を願って一人カツ丼を食べ,夕方まで胃もたれした tomori です.
何でそんなアホなことをしたのか自分でもよく分かりません.
国試受けた方,お疲れ様でした.
さて,ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが,
我らが侍OTさんの論文が機関誌に掲載されました!
この論文の受理日は2011.3.23.
そう大震災直後です.
侍さんは福島在住なんです.
侍さんはライフラインが途切れ,余震が続く中,
僕は次女が生まれ,関東で買い占めが起こる中,
お互いに連絡を取り合いながらこの論文を書き上げました.
僕たちにとってはすごく思い入れのある論文です.
と,書きながら涙が込み上げてきます...
実は侍さんは僕と同い年ですが,
こんなOTいるのかというくらい尊敬できる臨床家です.
なので,この論文はただADOCを使った「事例報告」です.
ADOC < 事例報告 です
僕は侍さんからこの事例の話を聞いたとき,
ぜひ多くの人にこの臨床実践を知って欲しいと思ったので,
論文にしよう!といいました.
僕たちはADOCを広めたいんじゃなくって,
この侍さんのような実践,
つまりは「作業に焦点を当てた実践 Occupation-based practice」を
広めたいと思っています.
そのための手段は,COPMでもOSAでもKAWAでも別に何でもいいんだけど,
それらでは不足する部分があったからADOCを開発したまで.
「作業に焦点を当てた実践」を...
そんな僕らの思いが伝わればいいなと思います.
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