2013年10月12日土曜日

創りたいのは体験→事例本.

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今日夕飯に作ったチャーハンが中華料理店を凌駕するほどのパラパラさ,そこそこの味だったので,もしやこれで飯食えるんじゃないかと勘違いするほどでした.tomoriです.


さて,今日は東京ドームのふもと,医学書院さんにお邪魔してきました.事例本のデザインについて,デザイナーさんと打合せでした.



まだ全ての原稿も脱稿していないのにデザイン?と思うかもですが,ここは外せないんです(笑) 緊張して一人で汗ダクダクになり,また最悪なことにハンカチを忘れたので,まさかのおしぼりで額の汗をぬぐいながら,デザイナーさんに言いました.

「僕ら編集の4人は,事例本を通して作業療法の楽しさ,面白さを伝えたいんです.そのために,文字だけでなく,楽しそうな作業療法場面の写真を沢山使いたいんです.事例本は,教科書,学術誌,雑誌の三つを融合した新たなジャンルの本にしたいんです.今までにないという意味では,こういう感じで創りたいという見本はないのですが,こういう本にはしたくないという見本なら沢山あります」と,いうことで,部分的に参考になりそうなイメージの本はまさかの全て普通の本や雑誌で(笑),作りたくない本は全てOTの教科書.これらを並べて,思いの丈を伝えました.しかし今日はカバンが海外旅行の時以上に重たかった.

「教科書って聞いてたから固めのイメージかなと思ってましたが,少し柔らかめでいいんですね」ということで,話しは進みました.そして,本文,章扉,コラム,表紙のデザイン... しまいには印刷の方法や紙質について話し合いました(笑).皆さん嫌がらずに真剣に話しを聞いてくださって本当に感謝です.直接お会いできたのも嬉しかったですね.穏やかで優しそうな方でした.

その後,今後の予定について担当者の方と話し合いましたが,3月の日本臨床作業療法学に間に合わせるには,かなりギリギリのスケジュールですよと,「ですよね〜」とまた汗が出てきそうな感じでいっきに現実に引き戻されました(笑).とかく10月中に原稿とか写真とかを揃えないとかなりヤバいということで,やんわりお尻を叩かれました... あいすみません...


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自宅に戻り,カミさんと話していて,AB型って何かを創ることが得意で,エンジニアとか研究者とか向いてるみたいねと.確かにエンジニアとか技術職には憧れるなぁと,先日学生と話してました.

でも,最初に言った通り,僕らが事例本で創りたいのは,本という有形のモノじゃなくって,形のない「体験」なんですよね.表紙が与える「驚き」,手に取ったときの「感触」,読み進めていくときの「そうそう感」,事例を真似して生まれるであろう作業療法の「やりがい」,そして事例報告をまとめる「楽しさ」.そんな感じで,僕らの焦点はあきらかに「体験」です.

まぁそんなこんなで,今日も早起きしているのですが,こうやって原稿でなくブログを書いています(笑) まあコレは目覚めのコーヒーみたいなもんです.助走です(笑)


最後まで読んで下さりありがとうございました.





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