2013年11月22日金曜日

COPM開発者のポラタイコ教授と意見交換してきました!

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今日はCOPMの主開発者であり、Enabling occupation Ⅱの編者である、ポラタイコ教授を成田空港にお迎えにあがりました。



先生はフライトでほぼ寝れなかったらしく、天ぷら屋での食事会はなくなりましたが(笑)、東京まで電車で1時間、ホント有意義な時間を過ごすことができました。まぁ僕は英語ほとんどできないので、一緒に行った留学してた先生と意気投合してましたが(笑)


色々と日本の制度やOTの現状について聞かれましたし、聞きました。びっくりしたのが、カナダの保険制度は日本と同じ国民皆保険で、基本無料だけどエビデンスがない事には保険が利かないらしい…で、そこでポラタイコ先生が例に挙げたのが感覚統合。SIはカナダでは保険外診療になるとのこと。でも逆にエビデンスがあれば無制限で受けられるとのこと。

あとカナダの大学は全て国立で、OT養成校の数は13だとか。日本の学校数と年間卒業OT数を伝えると、じぇじぇじえ!みたいな顔でした(笑)カナダのOTの総数は10000人くらいだそうです。日本の1/6ですね。


そして、僕の名刺でPhDだと分かると、何やってるの?と聞かれ、んー、今は違うけどと言ったけども、いやいや前は何してたんだ?としつこく聞かれ、基礎研究です。しかも動物実験というと、PTなの?と聞かれ(笑)、いやいやOTだという話しから、ちょっと無理やりに、ADOCも紹介しました。コピーライトの件は、あー、なんとなく覚えているよ、でも自分はあまり知らないけど、気にしなくていいと思うとのこと。一通り流れを説明した後、なぜ満足度にしたのかと、すごい突っ込まれました。いや難しいよ、でも満足度は重要度と似てるから、むしろ残すなら私は遂行度。あなたの考えでいいので、なぜ、なぜ、なぜに満足度なんだ!と切り込まれてタジタジでした…そこまで深く考えてなかったというのが正直なところなんですが、でも実はこの辺はデータを取るうちに僕も悩んでたのもあって、もう少しちゃんと調べてみようと思いました。

まぁ、基本的にADOCもADOC-Sもvery interestingと何度も言っていただきました。どのくらいデータはとってるのかとか、ちゃんとResearchするように、とのことでした。一応論文をお渡ししました。ちょっとCOPMでは難しいとこあるよね、と書いた論文を開発者にヽ(´o`;


もひとつ興味深かったのが、僕は最後まで筋生理学者とだ思われてたけど、それは一部分ではあるが大事なことだ、機能面も大事と即座に答えていたことです。しかも僕が、COPM changes my life と言った後だったのに(笑)。

これは個人的な予想なんですが、ポラタイコ先生は、単に多様性を認めているというより、それ以上に科学や学問を大切にしてそうな感じでした。作業にからめてね。それはなんとなく嬉しかったです。しかし筋生理学者が作ったならADOCも大したことないなとおもわれたよなぁ(笑)ショック(笑)いやいや、先生はちゃんと学問的視点で判断してくれるだろう(笑)

ちゃんとサインはもらいましたよ(笑)




先日飲み過ぎでメガネをなくしたことに珍しく反省というものをして、東京でのお酒はほどほどに帰宅中なんですが(笑)、僕はこれからどう進むべきか、夜風に吹かれながら考えました。もちろん答えなんかでるはずもなく、英語もできない自分に無力感を覚えつつも、夏に韓国に行ったし、もっと世界のOTさんと意見交換してみたいなぁという思いは強くなりました。だって一時間でこんなに勉強できるのに、日本語しか話せないってかなり損してるよねぇ(笑)

半年後はWFOTです。滅多にないチャンスですよね!


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