ま,大して気にしてないのですが,昨日,機関誌に侍OTさんのADOCを使った認知症の方への論文と,ちびっこOTさんの学校作業療法の論文が同時に掲載されましたーーーー!
あ,写真間違えた.
僕は二人を良く知っていますが,あの人たちはそのうち作業療法と再婚するんじゃないかくらいに作業療法好きです(笑) そして,僕はそんな二人の作業療法のファンです.なので,彼らの臨床実践が論文掲載された時って,自分のが掲載される以上に嬉しいです.
今日はフォーマルな論文には書けないおすすめポイント.そうKOUNOSUKE’S POINT! をお教えしますね.BGMは男子ごはんで... テリリテリリリッ リー♪
まず侍さん
作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)を用いた認知症クライエントと作業療法士の意思決定の共有と協働.
KOUNOSUKE'S POINT その1
クライエントのmeaningful occupationは家族から聞いて知ってるのに,”あえて”ADOCを実施し,クライエントへ作業療法は何をするものなのか確認したこと.これは面接は意味ある作業を聞き出すと思っている人には分からないと思います.面接は,クライエント自身がその作業をすることが自分にとって本当に大事なんだと自分の口で語り,大事な作業に気づき,実際にやってみようと思ってもらうためにやります.詳しくは論文で...
KOUNOSUKE'S POINT その2
レース刺繍,太極拳もしていたけども,取り扱う作業をコーラス一つに絞ったこと.侍さんは認知症の方が混乱しないように,作業は一つに絞り,マトリクスや満足度測定などは省略しています.ADOCって使い方を特に指定していません.ご自由にどうぞ.詳しくは論文で...
KOUNOSUKE'S POINT その3
経過などをPDFに印刷して家族に渡し,実生活でコーラスに関する作業を定着させようとしたことです.ここはあまり論文中には書いていませんが,やはり意味のある作業は日常の中で定着させないとね.なんといっても家族の影響は大きいです.これをちゃんとすることで,言い方悪いですが「厄介者」から「お母さん」,「お父さん」になります.この影響はかなり大きいですよね.詳しくは論文で...
つぎちびっこさん
特別支援教育における教員との協働的作業療法の実践 −教員が子どもの課題を主体的に解決していくことが出来た事例−
KOUNOSUKE'S POINT その1
クライエントが子どもではなく先生であること.これは僕も最初びっくりしました.ちびっこさんは子どもにCOPMを取りません.教員に取ります.支援プランも提案しません.教員が支援プランを立案できるようにサポートをします.作業療法士は黒子と思って,いないほうがいいからね〜といってること.コンサルテーションモデルです.それで教室でずっと泣いてた子が,わずか1ヶ月で授業中に手を挙げるくらいに変わるんだからスゴイ臨床力です(笑) 詳しくは論文で...
KOUNOSUKE'S POINT その2
彼女は学校から招かれていません.呼ばれてもいないだけでなく,もともと回復期の経験しかないのに(笑),先生たちから無視され迷惑がられたのに(笑),学校に作業療法が大事だという自分を信じて,学校に1年間通い続けました.そこからクチコミで作業療法が拡がり
,いまや地域の先生たちから絶大なる信頼を得ています.生粋のOTバカです(笑)詳しくは論文で...
KOUNOSUKE'S POINT その3
子どもが変化した経過をムービーにして教員,親,作業療法士で鑑賞し,それからすること.これは毎度毎度,みんなで涙しながら見るそうです.というのも,学校ではいつも子どもの障害ばかり見ます.これはとても辛いことです.ムービでは子どもが一生懸命生きている姿,つまり作業にengageしている姿が映しだされます.これはホント感動しますし,関わっている人みんなが主体的になるそうです.詳しくは論文で...
長々とすみません.
侍さんも,ちびっこさんも,ご自分で論文に対する思いを綴っていますので,
詳しくはお二人のブログをどうぞ.
侍OTさん→ 心をこめて書きました
ちびっこOTさん→ 機関誌に掲載されました
ケンタロウどうしてるかなぁ...
最後まで読んでくださり,ありがとうございました.
0 件のコメント:
コメントを投稿