心理的ストレスではないと思うのだが・・・
ネットで遊んでたらアメリカのbest of job(2009)の記事を見かけた.
作業療法士は14位だった.
Quality of life ratings | |
---|---|
Personal satisfaction | A |
Job security | B |
Future growth | A |
Benefit to society | A |
Low stress | C |
その理由はこういうことらしい.
つまりちょっとストレスがあるが,満足度,将来性,社会貢献は高い仕事と読み取れる.
payの中央値は$69700だった.日本円で700万弱ということになる.
ちなみにナース4位,理学療法士7位で,なんと医師(general practice)は19位である.
医師のpayは作業療法士の2倍だから,給料だけでこの調査が行われていないことが分かる.
常々言っているが,社会貢献ができてお金がもらえる仕事って最高だと思う.
作業療法士は目の前のクライエントに支援をするので,社会貢献を直に感じられる仕事である.
私は(今は教員だけど)作業療法士になって良かったと思っている.
しかし日本の作業療法の将来はそんなに明るいものではない.
私が作業療法の養成校に受験したときは10倍なんて当たり前,
本学でも4年前まで倍率はかなり高かった. しかし今は定員割れの養成校がかなり多い.
その他,医療に縛られ未だに作業療法の核は?とか論議になるし,
エビデンスも不十分.
とかく,うちらの将来は大丈夫か? という不安感が専門職の中に蔓延している.
協会はWFOTなんかより先にすることがたくさんあるんじゃないかと思う.
もちろん文句ばかりいうつもりは毛頭ない.
私が今の立場でできることといえば,
研究によって作業療法の実践を強化することや,作業療法の効果について検証することである.
できる範囲で作業療法の将来について少しばかりは貢献したいと思っている.
まずはADOCを臨床で使えるものにすること.
うちらの未来はあるのか? という問いには
結局自分しだいなんだろうと思う.
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