2010年3月27日土曜日

ポジティブ心理学

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学生に「出た!  ポジティブ・バカ」と面と向かって言われてしまうtomoriです.


プレジデント 2009. 11.2号を何気に目を通していると,
「ポジティブ心理学」という学問が存在するようです.

その記事では,いくつかの研究を紹介しており,

ポジティブ度が低い卒業生に比べて,高い卒業生は,
19年後の平均年収に15000ドルほどの差があったそうです.

また尼さん研究というのもあるので引用します.
「修道院という閉鎖的な場所に暮らし,生活環境が同じであることから研究対象として好都合な尼僧たちを調査した結果,最もポジティブ度の高かった尼僧たちと最も低かった尼僧たちとでは生存率に大きな開きが見られることがわかった.」

これらは,イリノイ大のDr. Ed Dienerらの研究らしいです.
pubmedで調べたが,どうも引っかからなかった.
日本でも,ポジティブイノベーションセンターなるものがあるそうな.
最初,怪しいかな〜と思ってみてましたが(すみません)
国際学会も開催されており,かのフロー学者のチクセントミハイさんも参加されていたようです.
ちょっとホッとしました(笑)

やはりポジティブに考えることとOTは関係あるだろうと思います.
てかポジティブに考えることは何でも関係あるか.
いや,一応考えてみよう.

ポジティブだと長生きするということは他の研究でも証明されている.
メカニズムや根拠は無い.でも事象として多分そうなんだろう.

何らかの障害のある人は,ない人と比べてネガティブに考えることが多いと思われる.

ネガティブな人を励ましても結局ネガティブに受け取ってしまうだろうから,
ネガティブな人が本当にポジティブになるには,自分で実際に何かやって,
何らかの自信をつけるしかないのかなと思う.

何かやる,それは作業.
作業を扱う仕事 作業療法.
これからは作業療法の時代か!


というふうにポジティブに考えたほうが良い仕事ができるということかもしれません(笑)

ちなみにポジティブが極端に多いとダメなようで,
人が上手く機能するには 比率的にポジティブ:ネガティブ 3:1 ぐらいがいいそうです(笑)

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