暑くて寝れません.tomoriです.今日はホント暑いですね.
というのも,この間鳥取でデイサービスを開設した原田くんと琉球OTさんとで,Skypeで激アツミーティングしていました.原田くんといえば,神戸で話を聞いた人も多いと思いますが,最後に発表した彼です→日本型OBPを集結してみました@神戸 12/9
彼のデイサービスは つむぎ といって
「してもらう」リハビリから「やりたい」リハビリへ。私たち「つむぎ」は単に介護を行なうだけの事業ではなく、 あなたの「やりたい」を全力で支えるパートナーです。
と,ホムペでADOCのコピーをまるまるパクっています(笑).でも,もちろんいいんです.なぜなら,彼のデイでは,ほぼ全員にADOCを取っているそうです.
開設して3ヶ月らしいのですが,予想外のペースで利用者さんが集まっているそうです.そしてセラピストや看護師さんまで集まってくるとか...
原田くんは沖縄にいた頃から鳥取にデイを作るという目標があって,いつでも誰にでもそのことを公言していて,周りも皆知ってました.自分のビジョンがあるってステキですよね.それに共感したスタッフ,利用者までもが自然に集まってくる.そんな魅力が原田くんにはあります.もちろんボクもその一人です.
どのくらい彼に芯があるかというと,先日ケアマネさんから福祉用具の講演を依頼された時に,福祉用具で大切なのは何のために使うかだ!ということにして,ほとんどADOCの話をしたそうです(笑) しかもそれがウケたとか(笑)
これからは地域でのサービスの中で棲み分けが出てくるでしょう.機能訓練重視の事業所とOBP重視の事業所.ボトムアップの一番の長所はリーズナブルなことです.誰にでも同じようなサービス(例えば筋力に応じてマシンの負荷を調整するような)を提供するということは,経営的にはとっても良いことです.しかも利用者もそれがリハビリテーションだと思っている人が多いので,ニーズとサービスがマッチします.でも健康を維持するってそんなことなんでしょうか?
一方,OBPは本人に面接をして,本人も気づいていない「本当の」ニーズを探っていきます.ニーズを共有したら実現しないと行けません.釣りがしたいとか言い出された日にゃ,マシンの負荷量ではなく本人の釣りの動作に合わせた機能訓練をしないといけないし,しまいには海にいかないといけません.しかも周りからなんでそんなことする必要があるの?とか言われながら.経営的にも割りに合わない仕事ですよね.でも利用者さんは「本当に」満足してくれるし,支援者も自分の仕事に「本当に」満足します.
もちろん つむぎ さんは後者です.
このような意義のあるサービスに,ちゃんとした対価がつくようなシステムにはならないものでしょうか... OBPが地域で持続可能なものにするためにはどうすればいいのか...
生活行為向上マネジメントには頑張ってほしいのですが,うちらもできる範囲で貢献しようと,一緒に研究とかすることにしました.
最後まで読んでくださり,ありがとうございました.
2013年8月10日土曜日
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