2010年3月30日火曜日

イチロー

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イチローに似ていると,おばさんからたまに言われるtomoriです.
氷川きよしは良く言われます.ちなみに似ていません.
彼女らには認知機能検査が必要かと思われます.


ボクはイチローのルーチン力が大好きです.
毎日カレーを食べてるって本当ですかね…

今日は児玉光雄:イチロー式集中力 を読みました.

集中力を高めるには,
1. 目標を明確にする
2. 目標を数値化する
3. 目標を小刻みに立てる
4. 目標を決めたら迷わない(行動を起こす)
5. 具体的な自己イメージを持つ
6. 達成確立が60%くらいを設定する
7. 目標を宣言する宣言効果を活用する
がポイントだそうです.

目標は人の行動を変化させる不思議な力があると思います.
作業療法でもそうだと思います.
その観点で,ADOCがCLの目標設定に少しでもお役に立てればと思っています.


これらの項目をADOCに当てはめてみると

ADOCはイラストを用いているので,
1の目標を明確にする という点と,
5のイメージを持つ という点では良いかと思います.

またADOCは最後にPDFにして署名をしてもらう予定です.
よって7の宣言効果も期待できます.

2の目標を数値化すると言う点では,
Ver.Aで作業の満足度,Ver.Bで社会参加,の測定ができるようにする予定です.
outcomeになればと思っています.

6はADOCでは特に設定してないですが,
たしかに通常は達成確立が60%ぐらいの目標が望ましいと思います.

3,4はOTでは目標設定後の支援プランの話ではないかと思います.
支援プランはOTの技術によって左右されます.
よって,インタビューの技術だけでなく,支援の技術の差もなるべく少なくなるように
支援プランに関してはwebで情報共有できるサイトを作成して,ADOCに組み込めないか検討中です.
そうすることで,ADOCで引き出せたやりたい事を実現するための支援の選択肢が増えると思われます.
いくらADOCでやりたいことを引き出せても,実現できる形にしなければいけない,
というのがボクのスタンスです.

しかしまあ,何事もまずは明確な目標→行動ですからね.

2 件のコメント:

  1. おつかれさま.
    児玉光雄のイチロー哲学を読んでいます.
    勧められたと思って購入した違う本でしたが,おもしろい.
    長期的ビジョン,画一的なものを排除,目の前の作業に喜び,
    ワクワクできる目標設定・・・なるほど,わかる.
    同じくADOCを考えていました.

    やりたいことを実現するための支援の選択肢が増れば,
    OTとCLが協業した目標を達成できるハズ.
    このシステムにはトモリさんのビジョンが強く反映されて
    いるから魅力です.
    何を成したいか,より,なぜ成したいか.ですね.

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  2. へ〜,その本も面白そうですね.

    目標を聞き出すだけでは半分.実現してなんぼ.でも実現にはOTのセンスがいる.センスのある人の考え方を共有するための「何か」があればいい.その何かを追求できそうです.

    返信削除

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