2013年2月4日月曜日

「俺がやっているんだから、お前らもやれよ!」

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スタンディングデスクで1日仕事しています.tomori です.もちろんちょくちょく休憩は入れます.夕方は疲れますが,集中できるし,昼間眠くならないし,慣れてくるとなかなかいいですね.

さて,今回は OT道でしょう のメガネさんが 第15回作業療法臨床実践研究会 を企画しているようなので,その案内です.

この記事では,なぜ茨城で開催するのか,そしてメガネさんがなぜ教育から再び臨床に戻ったのか,が分かります.


僕も授業でトップダウンとかOBPっぽいこととか教えています.そこで毎年最後に言ってるのが,「おそらくこの中で95%は僕が教えたことを臨床でやってないでしょう」.「日本は僕が教えたことをやりにくい土壌にあるが,それでも僕はこの種を巻き続けます」 と.

もちろん教員のエゴとかイヤなので,ボトムアップがどのように役立つのかとか,それぞれの長所と短所など,一般的なことも教えているつもりです.

ただ最近は,時流もあってか,はたまたADOCを創ったこともあってか,ステキな勘違いかもしれませんが,少しずつですが卒業生の中でも,作業に焦点を当てた実践が広まっているようにも思います.それが正しいというわけではないのですが,教えたことが役立っているのであれば,それは教員として嬉しい限りです.そして今後も,様々な臨床家と一緒になって,作業の芽を少しずつ増やしていければと思います.



しかしまあメガネさん,「俺がやっているんだから、お前らもやれよ!」とか,いつも男気ありますよね〜.でも,メガネさんは押し付けがましいヒトでは決してありません.僕はこの記事を読んで,メガネさんに,宮沢賢治みたいですねーとメールしました.


雨ニモマケズ
風ニモマケズ...(中略)

東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ


僕の中でメガネさんはそういう感じに,自ら西へ東へ動いていく,芯のあるとても優しい方です.メールには「雨にも風にも負けています」と謙遜の返信がありましたが,雨でも風でも雪でもバイク通勤し,自転車で訪問に出かける人です(笑) 盛りすぎかな...(笑)


平日開催ということで,僕は行けませんが皆様ぜひご参加ください.



第15回作業療法臨床実践研究会

日  3月8日(金)
場所 茨城県立医療大学

プログラム
12:30〜 受付開始
13:00〜14:30
 (仮 作業に焦点を当てる内容) 来週中にアップ予定です。
 講師 茨城県立医療大学 齋藤さわ子先生
14:40〜15:40
 (仮 作業に焦点をあてることとICFとの関連 あるいは集団の作業療法などについて)
  来週中にアップ予定です。
 講師 茨城県立医療大学 伊藤文香先生

15:40〜15:50
 おわりに 「臨床で作業に焦点を当てる気持ちをもつこと」
 作業療法臨床実践研究会 世話人 澤田辰徳

参加費 一般1000円 学生100円
定員 未定。状況により先着順

申し込みはこちら 

最後まで読んでくださり,ありがとうございました.



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