というお役立ちサイトを見つけてしまうtomoriです.
ダメな論文を書く14の方法 という面白い記事に遭遇したので,
共感できるところを引用します(省略した部分もあります)
- 途中で印刷して紙の上で推敲しない。
わかります.声に出すのは必須です.でもボクの場合は紙に書くのは図解です.
mindmapとか,イラストとか使います.
- 執筆中に指導教官や同僚には、なるべく見せない。
これ絶対絶対にダメです.必ずちょくちょく確認したほうがいいですね.
ずれてるかどうか自分では分からないものです.
あと時間短縮にもよし.大きくずれたら修正するのも面倒.
- グラフはExcel様のなすがままに、いいかげんに作る。(グラフの軸目盛で有効数字を表現する方法って絶滅寸前か。)
超わかるー(笑).絶対的にキライです.好き嫌いかもしれません.でもなぜか譲れない.
近頃は学生の作ったグラフを自分で修正する始末…
- 図や写真を少なめにする。
何で文章にすると難解かつ時間もかかるのに,図にしないんだろうと思います.
執筆者,読者にとってメリットがあります.
ただ,図でごまかしたり,単純化しすぎたりしていないか,注意が必要です.
- 理由は常に曖昧に。計画性がなく、思いつきの実験を少ない事例だけで実験したように思わせる。
最初はいいけども,それを続けるのはいけません.
- 精度とノイズレベルも曖昧に。
結果の差が「真実」かどうか,臨床的に意味があるかどうか,
関連文献をしっかり読んで仮説を立てることが必要です.
あと実験方法をなんども検証して,測定誤差を認識することですね.
そうそう.なぜか有意差を絶対視する傾向にあります.数字遊びに走らないように.
- テーマの平凡さを、道具のすごさで誤魔化す。
すごい金かけて実験してて,出てきた結果がこれ? みたいな研究のことですね.
- 結論は「○○○が重要であることが分った」で締めておき、○○○が何にどうつながるのかは言わない。
少しでも社会の役に立つ調べものは研究.自分の満足のための調べものはヲタク.
- 結論では、出来なかったことの言い訳を並べる。
・・・少しはさせてくれ.
- 他人の論文を参考文献に取り上げる基準と理由はテキトーにする。
自分のストーリーにあてはまる論文だけ引用したりするのはブー.
いつまでたっても新しいことは分からない.
以上です.
これにボクが付け加えるとしたら,
- ダラダラ書かない(ごまかさない)
- 目的と結論が合っていない(書いてる途中で樹海に迷った感じ)
- 和文の論文だけ引用する(偏見かもしれませんが大方の場合視野が狭いと思う)
- 自己満っぽい(何のための研究かわかりにくい)
という感じですかね.
でも論文は書く前に勝負は決まっているもんだけどね.
ちなみに良い論文とは,
- 他人とは違う題材や、他人とは違うやり方に、チャレンジしている研究の論文
- 読者が使いたくなる結果が載っている論文。(たとえ発想が平凡であっても、データが優れていて、同業者はこれを引用しないわけにはいかない論文。
- 読者になるほどなと思わせる論文。つまり、読みやすく、分りやすく、結論が自然であるのに、類例がない論文。
だそうです.
今日のブログは自分のために書きました.反省 orz...
明日から新しいADOCの論文執筆スタートです! あ,寝よう.
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