2011年1月15日土曜日

辛いときに必要なのは?

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そうめんを食べる時に必要なのは,麺つゆに入れる酢です.tomoriです.
てか宮古島では当たり前ですので,近くに宮古島出身者がいたら聞いてください.
(いる訳ねーか)


さて,作業療法では必ず対象者の全体像を把握し,
問題点(課題)を整理して,
短期目標と長期目標を立てます.


これは別に作業療法に限らず,人生においてもそうですよね.

で,もちろん臨床実習でもそうです.


でも大半の学生は,

「最終日を迎えることがゴールです!」

「無事に帰ってきます!」


お前は月にでも行くつもりか? と突っ込みたくなります(笑)



もちろん月に行くことに似た部分もありますが,
本来ならば,学生自身が将来どうなりたいか目標を立てた上で,
そのために「実習では何を達成する必要があるのか」を 
少しでいいから考えてほしいです.

だって卒業すると,患者さんの目標はもちろん,自分の目標も自分で考えないといけないでしょう.
そのサイクルがある学生と無い学生だと,10年後が大きく違うと思います.

目標ができると,今の自分と目標とのギャップが明確になって,
それを埋めるための課題がでてきます.


辛いときに支えになるのは,忍耐力ではありません.

目標や希望です.



そのことは,患者さんがよく教えてくれます.

「娘の面倒をみないといけないから頑張る!」
「ガイドをどうしてもやってみたかった」
「運動会に参加したい」


辛いときこそ目標を掲げましょう.
必ず書いて,いつも見えるところに貼りましょう.
それを見ていると,辛いことも楽しく感じるようになります.



ちなみに私の授業では,将来のVISION(夢や希望)と授業のGOAL(目標)を書いてもらいます.
下に書いてあるのは,今実習中の学生のVISIONです.

皆VISIONに近づいているかな〜.


賢くユーモアのある作業療法士になる!!
クライエントに意味のある作業を一緒に考えて,作業療法を展開できるようになりたい
患者さんのその人らしさを見つけられるOTになりたい
各評価法について特性,長所,短所,方法,理論などをしっかり理解したい
良いOT=人柄×知識 どちらも欠けていないOTになりたい
患者さんらしさを発見できるようになりたい
なんとか卒業はする
患者さんに信頼してもらえるOTになりたい
4年間で卒業したい
今までサボった分を取り返したい
実習に行くまでに最低限必要な知識を得て無事に実習の日を迎えたい
クライエントとスムーズに話せるようになりたい
人の気持ちを理解して支えてあげられる人になりたい
患者さんのためになることを行えるOTになりたい
信頼されるOTになる.
対象者の笑顔を引き出したい.
自分が介入することで対象者の活動や参加の向上,QOLの向上など何らかの成果が表れてほしい
患者さんのナラティブを生かしたリハビリを提供する

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