2011年5月28日土曜日

iPad2でADOCをモニター表示

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アラジン見てます.tomoriです.
もしも3つ願いが叶うなら,何にしますか?



さて,iPad2にはミラーリング機能が搭載されています.



それでADOCでも試してみました.



写りました!
解像度もまあまあ.動作はスムーズでした.

これでイラストが小さくて見えにくい,
ということは回避できそうです.

ちなみに初代iPadではできません.
iPad2で,VGAケーブルがあればOKです.

来月末にリリース予定です.

2011年5月19日木曜日

ADOCリリース 延期

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tomori です.

誠に申し訳ございません.
ADOCのリリースを少し延期させて頂くことになりました.
現在,6月の日本作業療法学会(6/24-26)までに間に合うように準備しております.


理由としましては,
私が考える今後のADOCの将来構想をエンジニアさんにお伝えしたところ,
現在のプログラムの内部を少し変更しておいたほうがよいだろうとのご意見をいただきました.
一度現在のバージョンをリリースし,後ほど変更することも考えましたが,
バージョンアップの際に不都合が生じる可能性があるとのことでした.

一重に,私のアプリ開発の勉強不足およびマネジメントミスです.
心待ちにしていただいた皆様,大変申し訳ございません.

2011年5月17日火曜日

福島に行ってきました

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大人の味 たらの芽の天ぷらを初めて食べました tomori です.



山菜の王様と言われるらしく,とても美味しかったです.





というのも,福島の侍さんのとこに行ってきました.
早めに行きたかったのですが,遅くなってしまいました.

福島の皆さん,ようやく落ち着いたようで元気でした.
ADOCをとった方に話を伺って,研究の打ち合わせを行って,
少し講義をさせていただきました.

作業療法のプロセス ということで,
作業遂行に着目する大切さ,面白さを話したあと,OTIPMの話をしました.
OTIPMでは 面接→観察→解釈 という流れがポイントで,
面接はADOC,観察はAMPSの視点で,ということで,
実際に患者さんの動画を見ながら皆で作業遂行の分析をして,
それを記述する練習をしてみました.

その後,21時に寝る僕のために,17時半から懇親会を開いていただきました.
案の定飲み過ぎて,途中からずっと白湯でした.
震災時の話も少し伺いました.
皆さん笑顔で話してくれましたが,相当な不安があっただろうと思いました.



2次会まで行って,宿に帰って,
源泉100%掛け流しの温泉に浸かってから寝ました.

翌日は,津波被害があったという いわき に連れて行ってもらいました.
それほど報道されてはいないものの,いわき も海沿いはかなりの被害でした.
多くの家に 「解体撤去 意向確認済み」 という紙が張られていました.

その後 いわき で美味しいお寿司をいただき(これで1300円とは安い!),
そのまま郡山まで帰りました.


いわき も復興しつつある感じでした.
途中南相馬という文字を何度もみましたが,いわきは風の関係か放射能は微量だそうです.

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まだ福島は震災による被災は終わっていません.
これからも続くだろうと思います.
旅館から見える新緑とその麓を流れる川はとてもキレイで,
そのにおいを感じながら,この自然はどうなるんだろうと思いました.
自分が福島原発の電気を何も考えずに使っていたかと思うと,
とてもかなしく,自分に憤りを感じました.

でも一方で,福島の皆さんのたくましさを感じました.
大変だったと思いますが,笑顔を忘れず,前向きで,冷静でした.

僕が逆に元気をもらいました…

2011年5月11日水曜日

科研費内定通知(新規,分担)

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白湯好きのtomoriです.


首をながーくして待っていた科研費の内定通知が届きました.
私は研究分担者として,回復期リハビリテーション病棟でのADOCの活用について検証する予定です.

ADOCによって見えてきたクライエントのできるようになりたいこと(目標)を,
クライエントとOTだけでなくリハに携わるすべての人たちで目標を共有できればと思っています.
そのほうが目標が実現する確率もグンとあがるのではないでしょうか.
その仮説も検証したいですね.


基盤研究C
回復期リハビリテーション病棟における新しい目標設定のモデル構築
(課題番号:23590610)

2011年5月8日日曜日

作業療法の強みは「作業の専門家」であること

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iPad2注文し,翌日発送しましたとのメールを受けて
楽しみに待っていたら,送られてきたのはケーブルのみでした.tomoriです.
もちろんメール再確認したらケーブルのみ発送でしたが.
Appleさんよ.送るのは一緒でいいよ.

また同じく長引いているのがADOCの審査です.
こちらも少し手違いがあって,再申請中です.
申し訳ございませんが,もうしばらくお待ちください.


さて,先日,共同研究者の@yuuko319さんが,
ツイッターでADOCのことをつぶやいてくださいました.

今日もADOCを用いて評価。いつも目標は「麻痺の回復!仕事復帰」と訴えられるA氏。そんなA氏が、最終的に選択した5つの作業は、「屋内の移動、屋外の移動、公共交通機関の利用、買い物、友人との交流」だった。これらをもとに、考えていこっと。やっぱりADOCは良いな~♪
https://twitter.com/#!/yuuko319/status/66706556007358464

ADOCは機能回復に固執ぎみの方にも適用できるとの声をよく聞きます.
ADOCの94枚のイラストは,ICFの「活動と参加」に準拠してセレクトしています.
結果,そのイラストを選ぶことで,自動的に「活動と参加」レベルの目標になります.
(手と腕の使用,物を持って運ぶこと,起き上がり,などの項目はありますが)

またイラストを見て,
クライエントが自分が好きだった作業や,
思い入れのある作業を思い出すことができるようになり,
それについて語ってくれます.

これらはADOCの大きな特徴です.

そうなってくると,
クライエントと作業療法士の会話が「作業」になります.
クライエントのなかに,この人は「作業」をどうにかしてくれる人なんだ,
という認識が生まれてきます.
ますます作業療法の焦点が「機能回復」から「作業」に当たってきます.
これは Occupation-based practice ではないでしょうか.

私は,作業療法の強みは「作業の専門家」であること だと思っています.

教科書にはよく書かれている文言なのに,現場ではマイナーな意見…

私は,ADOC project を通して,「作業」に携わる楽しさを,
日本や海外の多くの作業療法士と共有できればと思っています.


しかしリリースがー!
もうしばらくお待ちください.
申し訳ございません.


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