2011年5月8日日曜日

作業療法の強みは「作業の専門家」であること

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iPad2注文し,翌日発送しましたとのメールを受けて
楽しみに待っていたら,送られてきたのはケーブルのみでした.tomoriです.
もちろんメール再確認したらケーブルのみ発送でしたが.
Appleさんよ.送るのは一緒でいいよ.

また同じく長引いているのがADOCの審査です.
こちらも少し手違いがあって,再申請中です.
申し訳ございませんが,もうしばらくお待ちください.


さて,先日,共同研究者の@yuuko319さんが,
ツイッターでADOCのことをつぶやいてくださいました.

今日もADOCを用いて評価。いつも目標は「麻痺の回復!仕事復帰」と訴えられるA氏。そんなA氏が、最終的に選択した5つの作業は、「屋内の移動、屋外の移動、公共交通機関の利用、買い物、友人との交流」だった。これらをもとに、考えていこっと。やっぱりADOCは良いな~♪
https://twitter.com/#!/yuuko319/status/66706556007358464

ADOCは機能回復に固執ぎみの方にも適用できるとの声をよく聞きます.
ADOCの94枚のイラストは,ICFの「活動と参加」に準拠してセレクトしています.
結果,そのイラストを選ぶことで,自動的に「活動と参加」レベルの目標になります.
(手と腕の使用,物を持って運ぶこと,起き上がり,などの項目はありますが)

またイラストを見て,
クライエントが自分が好きだった作業や,
思い入れのある作業を思い出すことができるようになり,
それについて語ってくれます.

これらはADOCの大きな特徴です.

そうなってくると,
クライエントと作業療法士の会話が「作業」になります.
クライエントのなかに,この人は「作業」をどうにかしてくれる人なんだ,
という認識が生まれてきます.
ますます作業療法の焦点が「機能回復」から「作業」に当たってきます.
これは Occupation-based practice ではないでしょうか.

私は,作業療法の強みは「作業の専門家」であること だと思っています.

教科書にはよく書かれている文言なのに,現場ではマイナーな意見…

私は,ADOC project を通して,「作業」に携わる楽しさを,
日本や海外の多くの作業療法士と共有できればと思っています.


しかしリリースがー!
もうしばらくお待ちください.
申し訳ございません.


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