2010年6月7日月曜日

米軍は沖縄県庁に次ぐ県内第二位の雇用主

Clip to Evernote
iPhoneやらiPadやら,「お前はオタクか」とボクを知らない方は思うでしょうが,
意外と人間らしいtomoriです.


さて,yahooで興味深い記事を見つけました.





沖縄女子高生の「声」が示す 基地依存経済の葛藤【情報カプセル】

6月 2日(水) 19時27分配信 / 国内 - 政治

鳩山由紀夫首相が初めて沖縄県を訪れた五月四日、米軍普天間飛行場に隣接する普天間第二小学校で開かれた住民との対話集会で、新聞やテレビから存在をほ ぼ無視された女子高校生がいた。

その女子高校生は普天間高校の二年生。今どきの女子高校生らしい話し方でマイクを握った。「えーっ とぉ、米軍基地の移設・撤退、あるいは大幅な縮小を図ったときぃ、軍雇用者の再就職の事情はどのようになっていますでしょうかぁ?」。

沖縄県の米軍雇用者は九千人近く。米軍は沖縄県庁に次ぐ県内第二位の雇用主だ。軍用地主に支払われる借地料は約六百億円に上る。沖縄米軍が移転することによ る不利益を懸念する声を上げたのは、この女子高校生だけだった。

ただし、現場にいた全国紙政治部記者は「覚えているものを読んでいるよ うで、不自然だった。誰かに言わされているようにも感じた」と振り返る。

ことの真相は不明だが、多くのメディアはこの女子高校生のこと は黙殺した。
普天間飛行場の県内移設を決めた鳩山と“見返り”の話をすれば、沖縄で裏切り者扱いされかねない。現在の沖縄で本音を語れるのは子供ぐらいというわけだ。

無視された女子高校生の存在は、不用意に県外移設待望論を盛り上げてしまった鳩山政権の失敗を浮き彫りにした。

_________________

 もちろんボクの親戚や知人にも基地で働く人はいますし,何より祖父母は長年,普天間の飲屋街の近くで仕事していました.普天間生まれボクも軍の恩恵をきっと受けていただろうと思います.沖縄経済は日本で最下位です.軍が移転すれば,もっと冷え込むでしょう.ボクのように非常に複雑な心境にいる人は多いと思います.基地があることによる悩みは様々です.でも,ボクはそれでも基地には断固反対です.

沖縄の人が基地に反対する本当の問題はなんでしょうか.基地があることではなくて,戦争がまた起こるんじゃないかという不安感ではないでしょうか.また,戦争を再び起こしてはいけないという使命感があるのに,それを無下に扱われていることではないでしょうか.戦争体験者はきっとPTSDもあるでしょう.勇気を振り絞って頑張っているのに,足蹴にされることって,とってもとっても悔しいことだろう思います.ボクは戦争を体験したわけではないですが,そう思います.

ボクは,鳩山さんに関して,約束は守れなかったけど,歴代総理の中では頑張ったほうじゃないかなと思います.もう常識的な人でこの局面を打開するのは無理ですよ.鳩山さんのようにバカなふりをしてアメリカに反対するような人がいないと.そもそもマニフェストって民主党全体の約束だから,鳩山さんだけで決めた約束じゃないし,辞めたからといって変わるものではないのでは? もう少し頑張ってほしかったなと思います.参議院選が来年だったら辞めなかったかなぁ・・・.

朝から暗いことを書いてしまった.

1 件のコメント:

  1. なんか ありがとうと言いたいさー

    そうですね。鳩山さんの功績は
    沖縄の問題を 全国区にしてくれたことですね
    どうにかして感謝の気持ちになれるように
    考えてみます。           
                      yasu

    返信削除

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...