ブログやツイッターでは積極的なのに、オフ会だとがぜん小心者のtomoriです。
このブログを読んでくださっている方も、強気の僕を想像しないでください。優柔不断の怠け者です。
昨日は渋谷であったGTDセミナーに参加して、沢山の著名ブロガーに会いました。
ちなみに僕がリスペクトするmehoriさんのセミナーでした。
さて、7つの習慣 って本はご存知でしょうか。
スティーブン・コヴィー著、キング・ベアー出版、1942円。
古い本ですが、ADOCのマトリクスを作る過程の参考になった有名な本です。
しばらく、この本で作業療法に関係しそうな点をピックアップしていきたいと思います。
P373
「本当の問題に向き合っていなければ、どんなに優れた助言をしたとしても意味がない」
という文章があります。これを作業療法に置き換えると、
「本当の問題点に向き合っていなければ、どんなに優れた訓練をしたとしても意味がない」
になりませんか?
これは作業療法評価が非常に重要であることを訴えています。
本当の問題点とは、
クライエントができるようになりたいと認識していて、
作業療法士が対応できる作業だと、個人的には思っています。
作業療法評価は、自由度が高く、クライエント個々に柔軟に対応できるようになっている反面、
セラピストの価値観に非常に左右されてしまいます。
それをどうにかしようと思いついたのがADOCです。
自由度は保ちながら、手順は明確に、
という両極端な考えをどうにか実現できないものかと考えた末の産物です。
でもADOCはあくまでもテクニック。
いくらテクニックをもっていても、
まずは信頼されるセラピスト、話が聴けるセラピストにならなければいけません。
次はそんな話をしたいと思います。
2010年7月18日日曜日
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メールがうまく届かなかったようで,こちらに書きます.
返信削除琉球OTさんのところに出入りしているチャーリーです.
先日仙台でありました日本作業療法士学会での「ADOC」の発表ありがとうございました.今回ご連絡させていただいた理由は,当院で「ADOCの伝達講習」をしましたので,その際に出ました質問事項などをご報告したく連絡させていただきました.
その内容としましては4点あります.
①選んだ作業の満足度を決める際の,「遂行要素」と「環境要素」とは何か?
②ADOCの信頼性をどう評価するか?
③一般にはいつ頃出回りそうか?
④ADOCの対象者はどのように捉えているか?向き不向きなど.
以上4点が質問として当院の作業療法士から出ましたので,
ご報告させていただきました.