年に2回くらいですので個人的にはビックイベントで、
いつも少しドキドキします。
さて、先日本学のFDで、大島武先生が講義をして下さいました。
かの、大島渚さんの息子です。
学生に伝わる授業の進め方 ということで、とても楽しく分かりやすいプレゼンでした。
おすすめの著書も買ってみようと思います。
「分かりやすく」話すための8カ条 ということで
1) 大枠から話す
2) 具体的に話す
3) 話を構造化する
4) 自信を持って言い切る
5) 相手の反応に合わせ,ゆっくり話す
6) 相手の土俵に立って話す
7) 相手に馴染みのない言葉は使わない
8) タイムマネジメントを常に意識する
を挙げられました.
言葉だけでみると何の変哲もない感じもしますが,
一つ一つゲームをしたり,たとえ話をしたり,質問したりと,
様々な工夫があり,「なるほど,そうだね!」と思えました.
講演を通して興味深かった話は、
このご時世、情報量の多い授業が良い授業ではないということ。
確かにパワポになって沢山の情報を提供できるようになりました。
ついついスライドを作りすぎて、最後飛ばしたりします。
しかし、こっちは全部知ってるが、相手は全く分からないことを話している、という前提を忘れてはいけません。
また授業という形態は、相手が理解できたかどうかは確認が難しいものです。
そう考えると、提供する情報は少なく、良質なものであるべきです。
例えるなら、断捨離。いや、大吟醸か。
と思いながら、土曜日講演のスライドをざっくり削るぞーとmacを開いて、
気づいたら枚数増えてたというオチが、いかにも僕らしい(笑)