2012年4月9日月曜日

子供の作業に焦点を当てるために,ADOCs 作ります.

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車持っていないのに,車で日本一周することを家族で真剣に検討しています.tomoriです.

桜の季節ですね.何となくわくわくする今日このごろ.
土日はバスと徒歩で横須賀界隈をうろうろと10キロあまり歩きました.
空の青と桜のピンクとのコントラストが良かった 桜100選の衣笠山



あと春と言えば,研究者的にもっとわくわくするのが 科研費の発表 です.

まだ2回しか当たったことないのに,若手Bはダメだと言われた昨年.
しかも学内締切り日の17時に気づいたという,おまけ付き(笑)

17:15きっかりに閉まる事務に泣き寝入りの電話をして,
翌日,速攻で基盤Cの書類に書き換えて提出.


その結果が,4/2に...



はい.内定をいただきました.


テーマは

子供の社会参加促進に向けた
長期的目標設定のためのiPadアプリケーションの開発

ということで,小児版ADOCを作ります.


ADOC for school ということでADOCs(エードックス)




小児の臨床経験は無いのですが,
沢山の研究協力者のおかげでどうにか進んでいます.感謝.
逆に経験がないからこそ,違う視点で見れているのかなとも思っています.
あとADOCsの番長はこの方です(笑)


今,インターフェイスの案をいくつか作っているところですが,
少しお見せするとこんな感じかな.





単にADOCのイラストや項目を子供版に変えたと思っているあなた.

甘いぜー!(笑)


子供の場合には,クライエント中心というよりは様々な人が意思決定に関わるので,
ADOCとは違った流れになっています.

また,作業療法士と子供の意思決定,というよりは,
学校教員と親,子供が「作業に焦点を当てた意思決定」ができるようにと開発しています.
そうすれば作業療法士も学校で働きやすいと思うからです.
あと小児のOTも少ないしね.

教員と親が直感的に操作ができて,
アプリの流れに従っていくだけで無意識に作業に焦点が当たるように
していきたいと思っています.

右も左も分からず手探りで開発したADOCから早2年.
今回は2回目なので,ADOCよりもずっとグレードの高いものにしていきたいと思います.



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