ブログの最初の2行が好きー! と皆さんからお誉めの言葉をいただきます.
ありがとうございます.でも,たまには内容も誉めてもらいたいtomoriです...
いやいや,ボクの文章はどうでもいいんですが,
最近はADOC project のメンバーさんのメールを紹介しています.
これがホント面白いんですよ.
今日はADOCのワクワク感が伝わるメールです.
ごきげんリハビリクリニック(沖縄県)
田中裕子さん(作業療法士)からの物語...
昨日、初めてADOCをデイサービスの利用者さんにとりました!!
初めてで試行錯誤でしたが、感激しました。
やはりADOCは良い!ですね。
今回評価させて頂いた方は、
内科疾患より、廃用症候群のあるAさんです。
評価中、「すごい!!何これ!!上等!」と興奮気味に話すAさん。
いつも受身的なAさんが、身をのりだし、
「私がタッチして良い!?」と、クリックしまくっておられました。
(いつもなら、巧緻性低下でエレベータのボタンも押してくれないのですが…。)
巧緻性が低下していても、一生懸命自分で操作しながら、
やりたい作業や重要な作業などを考えていました。
評価後のアンケートでも、「この評価良いね。目標がはっきりした!」と興奮気味。
そうえいば以前、この方にある面接評価をしたことがあります。
このときは、評価したことで、
今まで見えてこなかった本人さんの想いや作業有能性などに気づいたのですが、
具体的なやりたい作業まで上がってきませんでした。
今回、ADOCで評価する中で、今まで作業剥奪の状態にあったであろう彼女が、
「新聞読みたいけどぐちゃぐちゃにしちゃうの。」
「選挙にいかないとね。」などの語りも出てきました。
さらにさらに、色々な話も聞け、充実した時間でした。
まだ1人にしか評価できていないのですが、感激してメールしました。
ーーーー終ーーーー
ADOC project では,
1)一人でも多くのクライエントが目標設定の意思決定に参加すること
2)それによって作業療法士が楽しく仕事できること
を目標としています.
まさにその通りの物語だったと思います.
作業療法の自信,やりがい,ワクワク感って,
「クライエントのやりたいことを支援できている!」
と実感した時ではないでしょうか? 私はそう思います.
2010年9月26日日曜日
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こんにちは。
返信削除さすが、田中さん。いい臨床をしている。
こんなに心強い後輩が育ったから、もっと頑張ろうという気になる。
クライエントは自分で自分を変える力がある、という信念は
数少ない経験によって裏付けされたものではあるけど、揺るがない自信になる。
と思うんですよ。
uezuseさん
返信削除素晴らしい後輩ですね.
沖縄もいい風が吹いていると思います.
今度OSセミナーだし.
がんばってください.