読んでない本があるのにAmazonの古本を見るとついつい買ってしまうtomoriです.
ざっと積み上げて8冊でした.週末がんばろう.
でも読んでる時間を楽しむというよりは,ノルマと感じてしまうのがボクらしいなと思います.自分で買ったくせに(笑)
さて,2ヶ月の夏休みが明け,今日から後期スタートでした.
今日は3年生に臨床実習に向けてのオリエンテーションを行いました.
言ったことは3つだけです.
1.実習は遊びではないこと.
2.実習は患者さんと指導者の厚意によって成り立っていること.
3.固定観念を持たないこと.
焦らせるつもりなんて毛頭ないです.
緊張感を持って,感謝の心を忘れずにいてほしい.
そして特に3番目が重要です.
言いたいことは,
「常に自分の体験から出発して正直に考えてゆけ」
君たちはどう生きるか(吉野源三郎著)に書かれている言葉です.
具体例を引用します
君は水が酸素と水素から出来ていることは知ってるね.それが1と2との割合になっていることも,もちろん承知だ.こういうことは,言葉でそっくり説明することができるし,教室で実験を見ながら,ははあとうなずくことができる.ところが,冷たい水の味がどんなものなのかということになると,もう,君自身が水を飲んでみない限り,どうしたって君に分からせることが出来ない.誰がどんなに説明をして見せたところで,その本当の味は飲んだことのある人でなければわかりっこないだろう.
臨床実習も同じで,色んな固定観念にしばられることなく,
色んなことを自ら率先して体験し,
自分が感じたそのままをベースに自分で考えられる人間になってほしい.
そう思います.
来年の今頃,成長した皆の顔を見るのが楽しみです.
追記したのね。
返信削除わかりやすいです。新人にも読ませたい。
伝えるのが難しいこと、ありますよね。
マニュアルではカバーできない領域こそ、
もっとも伝えたいことなんだ〜
uezuseさん
返信削除すみません.昨日夜で眠かったので,さっき追記しました.
けがれのないまなこで,いろんなことを感じて,
自分の信念にしたがってほしい と思っています.