2011年2月24日木曜日

クラウド時代の論文作成術2 英文ジャーナルの情報収集の仕方

Clip to Evernote

眠れないのでもう一つ書きました.tomoriです.

自分の研究のためには文献を検索しますが,
専門領域の関連知識を広く得るためには,雑誌からRSSを取得するほうがいいです.
OT関連では以下の雑誌のRSSを登録しています.

American Journal of Occupational Therapy current issue
http://ajot.aotapress.net/rss/current.xml
Archives of Physical Medicine and Rehabilitation
http://www.archives-pmr.org/current.rss
Australian Occupational Therapy Journal
http://onlinelibrary.wiley.com/rss/journal/10.1111/(ISSN)1440-1630
Canadian Journal of Occupational Therapy
http://api.ingentaconnect.com/content/caot/cjot/latest?format=rss
Occupational Therapy International
http://onlinelibrary.wiley.com/rss/journal/10.1002/(ISSN)1557-0703
Disability & Rehabilitation
http://informahealthcare.com/action/showFeed?ui=0&mi=3fmc6q&ai=1lir&jc=dre&type=etoc&feed=rss
Neurorehabilitation and Neural Repair current issue
http://nnr.sagepub.com/rss/current.xml


このURLをgoogle readerに登録すると
新しい号が出たら自動的に論文のタイトルとアブストラクトが届きます.

これを前回と同じで,
1)iPhoneのReaderで取捨選択して,
2)読みたいものはRead it Laterにアブストを転送してじっくり読む,
3)文献まで取り寄せたらEvernoteに保存です.


Lifehacing.jpの堀さんの記事を見てから,情報収集に気をつけるようになりました.
たとえば私の本業は研究者ですが、研究者としてのレベルを DP 的に向上させる活動を考えると次のようなことが考えられます。以下引用

最新の研究に通じる研究体勢: 
研究者にとって一番大切なのは研究の一線を理解することです。「忙しくて論文も読めない」という研究者が多い中で、「最新の研究に目を通す」「知識を必要に応じて取りだせるシステムを作る」という活動に 10% でも時間を割いて常に繰り返している人は、それだけで「知」の利を得ています。

作業効率のカイゼン: 
研究に利用するツールや手法に対して常に新しい情報をとりいれる習慣形成をしているひとは、学生時代に作ったツールを常に流用している人に比べて技術的な優位を常に持つことができます。

常に論文を書く: 
機が熟したら書くのではなく、常に投稿に向けた原稿を進めていることによって「試験を受けている」状態をつねに維持することが、心理的なプレッシャーとなります。

すこし曖昧ですが、「研究におけるすべてのことができるようになる」という目標を作るよりも、「情報収集・作業効率・成果にたいする意識改革」というポイントを抑えてスケジュールされた訓練をおこなうことで、「論文」という成果への道を短くできるのではないかと思えます。 



論文を書く事ばかりに集中しがちですが,日頃のinputが重要ですね.
それをいかにして「楽」に行うか.ナマケモノな僕の発想です.




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