2011年2月24日木曜日

クラウド時代の論文作成術2 英文ジャーナルの情報収集の仕方

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眠れないのでもう一つ書きました.tomoriです.

自分の研究のためには文献を検索しますが,
専門領域の関連知識を広く得るためには,雑誌からRSSを取得するほうがいいです.
OT関連では以下の雑誌のRSSを登録しています.

American Journal of Occupational Therapy current issue
http://ajot.aotapress.net/rss/current.xml
Archives of Physical Medicine and Rehabilitation
http://www.archives-pmr.org/current.rss
Australian Occupational Therapy Journal
http://onlinelibrary.wiley.com/rss/journal/10.1111/(ISSN)1440-1630
Canadian Journal of Occupational Therapy
http://api.ingentaconnect.com/content/caot/cjot/latest?format=rss
Occupational Therapy International
http://onlinelibrary.wiley.com/rss/journal/10.1002/(ISSN)1557-0703
Disability & Rehabilitation
http://informahealthcare.com/action/showFeed?ui=0&mi=3fmc6q&ai=1lir&jc=dre&type=etoc&feed=rss
Neurorehabilitation and Neural Repair current issue
http://nnr.sagepub.com/rss/current.xml


このURLをgoogle readerに登録すると
新しい号が出たら自動的に論文のタイトルとアブストラクトが届きます.

これを前回と同じで,
1)iPhoneのReaderで取捨選択して,
2)読みたいものはRead it Laterにアブストを転送してじっくり読む,
3)文献まで取り寄せたらEvernoteに保存です.


Lifehacing.jpの堀さんの記事を見てから,情報収集に気をつけるようになりました.
たとえば私の本業は研究者ですが、研究者としてのレベルを DP 的に向上させる活動を考えると次のようなことが考えられます。以下引用

最新の研究に通じる研究体勢: 
研究者にとって一番大切なのは研究の一線を理解することです。「忙しくて論文も読めない」という研究者が多い中で、「最新の研究に目を通す」「知識を必要に応じて取りだせるシステムを作る」という活動に 10% でも時間を割いて常に繰り返している人は、それだけで「知」の利を得ています。

作業効率のカイゼン: 
研究に利用するツールや手法に対して常に新しい情報をとりいれる習慣形成をしているひとは、学生時代に作ったツールを常に流用している人に比べて技術的な優位を常に持つことができます。

常に論文を書く: 
機が熟したら書くのではなく、常に投稿に向けた原稿を進めていることによって「試験を受けている」状態をつねに維持することが、心理的なプレッシャーとなります。

すこし曖昧ですが、「研究におけるすべてのことができるようになる」という目標を作るよりも、「情報収集・作業効率・成果にたいする意識改革」というポイントを抑えてスケジュールされた訓練をおこなうことで、「論文」という成果への道を短くできるのではないかと思えます。 



論文を書く事ばかりに集中しがちですが,日頃のinputが重要ですね.
それをいかにして「楽」に行うか.ナマケモノな僕の発想です.




クラウド時代の論文作成術2 英語論文の情報収集

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眠れません.tomoriです.
だいたい9時半には寝ますが,どうしても2〜3時に起きてしまいます.
眠れぬなら起きてしまえとノマド中です.


さて,前回は和文ジャーナルの情報収集でした.
今回は英文ジャーナルの情報収集です.

文献検索ではpubmedを利用しています.
無料で医学系のジャーナルが検索できるデータベースです.
詳しくはこちら

そのpubmedで検索をアラートする方法も以前に紹介しましたが,RSSも可能だそうです.
この機能の何が良いかって,最新の論文が自動的に手元に届くということです.
RSS登録の方法は動画でこちら

僕が検索して読むまでの流れは,
1)検索式のRSSを取得,
2)google readerに登録して,
3)iPhoneのReaderで取捨選択して,
4)読みたいものはRead it Laterにアブストを転送してじっくり読む,
5)文献まで取り寄せたらEvernoteに保存です.

ちなみに検索する際の注意点はこちら.


検索式は,"occupational therapy" and ○○とかで検索したいところですが,
実際良い論文はあまりヒットしないことが多いです.
それで作業療法の分野でこの研究はされていない=新奇性がある
というロジックになりがちですが,それでは文献を検索する意味があまりないような気がします.
僕は,方法や書き方などを参考にするために,また考察などで引用するために文献検索をしています.
ノーベル賞レベルでない限り,だれかが似たような研究をしているはずなので.
自分がやりたい事に類似した論文が2−3本あれば十分かなと思います.

個人的には,専門領域,単語などを絞って検索せずに,
広いテーマで関連領域の知識をつけながら検索していくことが望ましいですね.
レビューの論文を先に読むのも手です.
あと方法論などを直接入れるのもいいですね.たとえばNIRSとか.


まあ,ナマケモノの僕には,RSSは必須です.



2011年2月20日日曜日

クラウド時代の論文作成術1 和文ジャーナルの情報収集の仕方

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ハッピーフライト好きのtomoriです.

「ビールがじぇんじぇん足りません!」


ちがうか… ビーフです.


さて,壮大なテーマですが,
小生が普段実行している論文作成術を小分けで紹介したいと思います.

まずは情報収集です.
以前は月に1度わざわざ図書館に行ってジャーナルを眺めていましたが,
めんどくさくて自動的に新刊情報が届くようにしています.

さて使っているのはFujisanさんの自動配信.

登録の仕方は非常に簡単.


僕はEvernoteのアドレスに自動的に送っています.
(後から検索した時に引っかかりますので)
もちろん自分のメールアドレスに送ってもいいです.

これでわざわざ図書館に雑誌を見に行かなくても,
目次を見て面白そうなものだけコピーを取りにいくようになりました.


登録しているジャーナルは,以下の通りです.

あとはmacとか仕事術とか趣味の雑誌を登録しています.


これで図書館に出向く時間を節約できました.

2011年2月17日木曜日

OTIPM ツイッターのまとめ

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メモ魔のtomoriです.
誰かと話す時にはメモ,もしくはボイスレコーダーです.
ツイッターのつぶやきも,twtr2srcというサービスを使って自動的にEvernoteにアップしています.

OTIPMの講義内容を沢山つぶやきましたので,まとめてアップします.
関係ないつぶやきもあるし,順番が逆になっていて申し訳ないのですが,
興味のある方は,下から読んでください.
僕が徐々にアンフィッシャーさんに洗脳されていくのが分かるかもしれません(笑)


2/13

07:27 不安感で動きだす場合と、楽しさで動き出す場合。OTは出来れば後者が良い。ホジティブを抜くとOTの長所はものすごくなくなるような気がする。
07:21 何よりもまずは作業療法とはどんな仕事で何が出来るのか、明確な看板を作ること。そして評価、プロセス、アウトカムの統一。介入を統一する訳ではないし、枠組みはゆるくゆるく最低限の統一。皆が同じアウトカムを使えば後向きな研究だけどエビデンスはすぐ出せる。効果が無かったらウケるけど(笑)
07:15 日本の人口はアメリカの1/2だけどOTの数は同じかそれ以上になった。4月に入る一年生が卒業する頃にはOTは二万人くらい増えるはず。PTは危機感を持って、エビデンスの構築、厚労省との折衝、職域拡大に力を入れている。OTもその辺考えてほしい所。@kiui
07:08 初期評価、目標、成果の三つを必ずセットで再評価には書く。どれがかけてもダメ。スウェーデンでは多くの作業療法士の情報を集める。一日何人また何時間診たか、目標に何パーセント達成したか等。それを集めて病院の上に見せたりする。でないとOTがいっきに半分くらいクビになる事も…@kiui
07:03 まずその人の背景とOTを依頼された理由を書く。CL中心で決めた作業を観察して、作業上の問題の概要を書く。AMPSの項目で特に問題があると思われたもの8項目くらいあげる。沢山挙げるのはダメ。8項目を幾つかに群分けして、具体的な作業上の問題を書く。保険請求に重要。@kiui
06:56 またOTIPMだけど、講習会ではinsurance(保険会社)の話が何度も出てきて、作業療法がなぜこの人に必要なのか、作業療法で作業上の問題がどう変わるのかを、短く適切に文章にする練習を結構何回もさせられた。@kiui


2/12

22:05 講習会にきてたOTが勤めている回復期では、入院時にOTが面接してクライエント中心のチームアプローチをしているらしい。僕がやりたかった事をすでにしている病院もあった。
22:01 @shinendo71 (ーー;)… でもその学生も今頃学校に帰って頑張ってる事と思います。
21:59 RT @shinendo71: @miyakosoba 先日OT養成校見学実習学生に老健のレクチャーした際「リハビリテーションの目的って何だと思ってる?OTって何だと捉えている?」っていつもの質問しましたら「機能回復」って回答が返ってきて「福祉職から見たリハビリ、OT」を ...
21:58 ホントの話だけど、ADOCのデータを取る際に病院の倫理審査でADOCの説明をしたOTから聞いたけど、その場にいたドクターやナースから『OTはそんな仕事だったのか!良い仕事だ!もっと患者さんにちゃんと説明するように!』と言われたらしい。作業療法の説明は大事な仕事の一つ。
21:55 コラボレーションをADOCで!
21:53 リハ医、自分の上司が手の機能回復を作業療法に求めてきたら、NOと言おうとのこと。そこで僕は小心者だから、上手くコラボレーションしようと思うと提案した。
21:49 あ、あと今日の講習会で、リハ医がリハ=機能回復と考えていて、手をできる限り良くして!と作業療法にオーダーすることがあるとのこと。リハ医の先生方、いかがですか?
21:40 無縁社会なう。仕事は社会生活で大事なことやね。作業療法の可能性。
21:39 無縁社会なう。てかイギリス人は勤勉なのか?(笑)
21:37 無縁社会なう。職業訓練。OTは役に立つのか? アーツandクラフト運動。
21:21 黒田さんみた。最終回までにこの複雑な関係性は解決するとよねー(ーー;)
20:30 まずは何が大変そうかの評価ですね。目標をどう達成するかは皆さんで!RT @rankihide: そうです。備考欄でリハスタッフがなにをしてあげられるのか伝えるんですよね。 RT @miyakosoba ぜひフィードバックを!実施計画書はFIMの点数よりも備考欄を大切に!
19:59 ぜひフィードバックを!実施計画書はFIMの点数よりも備考欄を大切に! RT @rankihide: それを老健に持ち込むリハ職員もいる。困った話だ
19:24 個人的にはあるとおもってるけどね。色んな人種がまざってるから。だから。RT @ryukyuot: 直結はできないけど、ADOCのニーズは海外にもあるかもだね。RT @miyakosoba: 割合はわかんないけどPTっぽいOTが世界中で多いと言う言い方だった。データはない。
19:23 そのCMOPみたいな流れはトップダウンtoボトムアップアプローチらしい。大事なのはその特定した作業を観察することらしい。観察して作業上の問題を把握して理論を選ぶのがOTIPM。RT @ryukyuot: まず作業を特定、それからいろんな理論で解釈。そう使ってもらえるといいね。
19:20 割合はわかんないけどPTっぽいOTが世界中で多いと言う言い方だった。データはない。RT @ryukyuot: なるほど。で、AMPSかな。アメリカでもADL至上主義が流行りなのかなあ。
19:06 自分にとって価値のある作業が特定できないか口に出せないクライエント、もしくはインタビューの経験が少ないセラピストに対して、まぁそれ以外にもだけど、ADOCは使えると思う。
19:03 それはすごい言ってた。でもここではFIMは動作の細切れしか評価できないと言う事。RT @ryukyuot: 選択した評価法の強みと弱みを理解しようってことかな。
19:01 侍さんもブログで書いてたけど、OTIPMの最初のインタビューをADOCでやるとか言うのも多いにあり得ると思った。さすがのアンフィッシャーさんも、失語症や認知症、統合失調症、やりたい事がない人へのインタビューにいい解を持ってない様子だった。very very difficultと。
18:57 僕の仕事はアンフィッシャーさんの考えを広める事ではない。ADOCを早く世に出すことだった(笑)
18:54 @YutaYonemoto OTとPT。コラボレーションしましょうね。試験頑張ってください。 in reply to YutaYonemoto
18:53 まぁいっか。そんなにうるさく言わなくても。
18:53 今は病院で働くOTが多いからADLに介入する機会が多い。だからFIMを取るOTも多い。それは分かる。でもFIMは作業の一連の流れ(鎖)を評価できない。そこは十分に理解して観察すべきだと思う。
18:46 しかしアンフィッシャーさんは突っ込む。介入に関係ない評価は取るだけ時間のお金の無駄じゃないか?と。
18:43 作業療法に大切なのは、本人にとって大切な作業を特定すること、そしてその作業を観察して評価すること。作業とは何でもあり。ADLをFIMを通して評価することではない。まぁ当り前か。
18:33 確かにFIMの結果でどんな介入をすればいいかはほとんど分からない。それは学生にも教えたつもり。ADLのアウトカムとして使うものだけども、低いADLを把握してたとえばそこから介入するというチェックリスト的に使う学生が多い。それは違うばい。
18:26 FIM MMT ROM で作業遂行に関する情報をどれだけ得る事が出来るのか? ブルンストロームなど1970年の評価でノルウェー人だけどノルウェーでは誰も使ってないのでは?と厳しいお言葉でした。
18:19 理学療法に任せる所は任せて、作業療法では意味のある作業の実現のために、実際の(できる限り実際に近い)作業を評価し、実際の作業の目標を立て、実際の作業に介入し、実際の作業で記録すべきだ、とアンフィッシャーさんは強調していた。
18:13 スウェーデンの多くのOTはOTIPMを使ってトップダウンアプローチを実践しているらしい。日本では教育でトップダウンアプローチを教えても臨床ではボトムアップアプローチであったりその逆も。なかなか難しい問題。コンセンサスがほしい所。
18:06 意味のある作業に焦点を当てる。そのためにインタビューと観察をしっかりやる。動作面は理学療法とコラボレーションする。主にこの三つを学びました。
18:01 しかしADOCとか僕のブログとか知ってる方々が意外と多くてびつくりしました。早く世に出せるよう頑張ります。
17:47 OTIPM講習会終わった。分かりやすい感想は、3日間とも9時〜5時だったけど一秒も眠たくならなかった(笑)アンフィッシャーさんが講義はジョブズ並みだね
08:37 I'm at 東京都立 浮間公園 (舟渡2-15-1, 板橋区) http://4sq.com/eaCfrF
08:30 勉強になります! RT @dream3443: @shinendo71 @miyakosoba 人の持つ生活の多様性に如何に併せて支援するので、揺れて当然なのだと思います。そこに「人」に対する支援であるという、揺れない職業倫理と価値をもって接することができれば・・・。
08:26 やっぱ朝から牛丼はやめとけばよかった…orz
08:25 そのたとえいいですねー。頂きます(笑) RT @shinendo71: @dream3443 @miyakosoba 自らの立ち位置に楔を打ちつつも、宇宙遊泳の様に自由に生活支援の場を泳ぎたい、なんて思ったりします。
08:22 @shinendo71 ありがとうございます!! その特徴が伝わるように今後も頑張ります。
08:13 RT @shinendo71: @dream3443 @miyakosoba 生活支援の場は人が生きていくことそのもの、すべてである訳ですので、守備範囲も価値観も自ずと多様ですし、右往左往するものだと。支援の拠って立つ位置も多様であるので「迷走」と捉えられがちですが、混沌 ...
08:09 OTは進化の途中ですね。ケアマネの立場からも教育的依頼をお願いします(笑) RT @dream3443: @miyakosoba @shinendo71 OTも介護もこれからの分野だと思います。だからこそ、おもしろいし、頑張ってほしいし、頑張りたい!
08:06 ありがとうございます。その長所を生かしきれていないかもしれません。RT @shinendo71: 福祉系から見ているとOTは迷走というよりプラットフォームが多様で生活支援の場に広くはまる感じ RT @miyakosoba: どちらかといえばPTはやる事が明確でOTは迷走中
07:49 どちらかといえばPTはやる事が明確でOTは迷走中かもしれません。 RT @dream3443: PTとOTの関係って、看護と介護の関係に似てるのかな?…優越感?劣等感?そんなもの、どっちもいらない。役割がダブりつつも、それぞれの機能を持つんだもの!
07:46 RT @dream3443: PTとOTの関係って、看護と介護の関係に似てるのかな?どちらも、同じようなこともするし、違うこともする。協働しなきゃといわれつつ、何が邪魔しているのか、完全に協働しきれない。優越感?劣等感?そんなもの、どっちもいらない。役割がダブりつつも、そ ...
05:37 ああああああorz 寝れん。
05:36 寝れん(-_-#)
05:14 RT @the7habits: 誰も説得によって人を変えることはできない。全ての人は堅くガードされた心の変化の扉を持っており、その扉は中からしか開けられない。説得や感情に訴えることによって他人の扉を外から開くことはできない。
04:51 まぁ自分にできる事、自分にしかできない事をやって行こう。less is more
04:48 そんなに難しい問題でも無いような気がしてきたのは僕がアンフィッシャーさんに洗脳されつつあるからか(; ̄O ̄)
04:45 まぁ日本だけでなくて世界中で、作業療法士はそんな病気から抜け出そうと努力している、とアンフィッシャーさんは言ってた。難しいけど諦めない的な。
04:41 それが作業療法?と思う人と、それが作業療法!と思う人。僕はわりと後者。でも割り切れないので作業に焦点を当てつつも医療っぽい機能訓練も交えてた(笑)
04:36 今日の講習会での事例。94歳のアメリカ人で、ベッドで靴を履くとき、床にある靴を取るという作業を観察して転倒のリスクが高かった。介入をどうする?という討議。台の上に靴をおく、リーチャーを使う、ベッドの近くに靴をおく、そんな素人でも考えつきそうなことに沢山の時間が費やされた。
04:33 作業療法士は何でも屋。作業遂行は人の営み全てだから。ただ難点が。
04:28 身体機能に関する中途半端な知識でPTに勝てる訳がない。もちろん勝負とかじゃなくて、餅は餅屋でいいと思う。じゃ作業療法は何屋だ?
04:26 そのためには作業遂行に焦点を当てて作業療法を進めること。評価も介入も。機能面の改善に関してはPTに任せる。PTという仲間を尊敬してチームとしてとり組むこと。それがアンフィッシャーさんの主張。それは僕も納得できる。PTの機能回復に関する技と探究心はすごいものがある。
04:14 作業療法士も何の作業がCLにとって意味があるのか分かれば強い! RT @meigen_onepiece: 「助けていいんだとわかった時のあいつらの強さに限度なんてないんだからっ!!!!」(by ナミ) #onepiece
04:12 僕は最近理論にはあまり興味がない。理論と実践の橋渡しがしたい。理論だけ分かっても患者さんの満足度は上がらない。クライエント中心系の作業療法の理論は色々あるけど、全てはインタビューを通して実行される。ならばADOCは少しは橋渡しになれるのかなぁと感じた。
04:06 あとOTIPMが他のモデルと違うのは、必ず作業遂行の観察があること。他のモデルでそれは要求せずに結果の解釈に飛ぶ。解釈の前に観察。作業療法で不可欠なのは、インタビューと観察と文章化(初期の評価、目標、アウトカム)。この五つらしい。
04:02 今日話題になった事は、真のトップダウンアプローチモデルはOTIPMだけ。CMOPもMOHOもトップtoボトムアップアプローチらしい。どちらがいいとかじゃなくて、状況に応じて選んで下さいとのこと。
03:56 ADOCとOTIPM 侍さんのブログより http://j.mp/g53lPU
03:33 やべー。眠れない。明日も丸一日講習会なのに。
03:08 変な時間に起きてしまった… 明日の朝はカレーにするか吉野家にするか迷い中。


2/11

23:15 ご面倒ですがよろしくお願いします! RT @fumitter88: @miyakosoba 良かったですね!英訳、頑張ります。
23:11 ちゃんと咀嚼してからブログか何かで今日勉強した事をお伝え出来ればと思います。おやすみなさい。
23:10 鹿児島のM先生… つぶやきましたよ(笑)
23:08 あとADOCも皆さんに興味を持って頂いててびっくりです。まぁもともとそういうことが好きな集団だったというのもあるとは思いますが(^^)
23:05 今日は懇親会でいまホテルついたのでツイートできませんが、学びの多い一日でした。ぜひ多くのOTにアンフィッシャーさんから講義を受けて頂きたいと思いました。
15:35 アンフィッシャーに洗脳されつつある(−_−;)
08:12 朝から駅内でカレーなう。がっつり食べたかったけども少量でがっかり。
07:53 結構降ってんじゃんかー雪。


2/10

21:53 ふーん。追従できないくらいのイノベーション期待してます! RT @makoto_kyougoku: はいそうです。 RT @miyakosoba: 作業的存在という説明だけでは不足ということですかね?
21:48 へー今度教えてください。作業的存在という説明だけでは不足ということですかね? RT @makoto_kyougoku: 作業療法でいう作業は人間が行うことですから、人間とは何かについて原理的に考えることなく、作業について明晰判明な理路を展開することはおそらくできない。
21:46 そうそう。RT @makoto_kyougoku: 僕は4条件メソッドでも書いたように、作業療法はクライエントの作業に焦点化するという観点は外せないと考えています。クライエント中心は二次的なものに過ぎない。
21:45 全くもって賛成 RT @makoto_kyougoku: クライエントの生活に必要な作業ができるようになるんであれば何でも活用するというスタンスが、たぶんもっとも健全だろうと思います。クライエント中心という観点が強調されすぎると活用できる方法が制約されることがあると考えています。
21:34 皆さんありがとうございます。とりあえずここまでにします。また明日ツイートします。彼女がいうことすべてを日本で実践するのは難しいかもしれないけど、考えは好きだし、ADOCもイノベーションにいくらか役に立てばいいなと思います。ではおやすみなさい。
21:30 でもクライエントとは対等な立場であること。collaborative exchange among equals, work together, mutuality, develop over time.
21:27 あとインタビューは重要。何の理論を使うにしても、すべてはインタビューを通して実行される。何がしたいの?何をできるように求められているの? クライエントの視点、主観を大切に。それがクライエント中心
21:25 皆さんmentionありがとうございます。僕はクールだけど、アンフィッシャーさんが熱すぎる ww
21:11 でも作業についてちゃんと語ること。これは大事だと思った。日本の作業療法士なら誰でも同じ説明ができるようなコンセンサスを協会で作ったほうがいい。私たちは何が専門で、何ができるのか。
21:07 まあそんなこんなで、日本の作業療法の現状を踏まえた上で、賛成できる部分と、んーと思う部分とあった 今日でした。
21:06 でも作業に焦点を当てること。クライエントにとって意味がある、クライエントの生活に役に立つ作業をできるようにすること、それを目標にすること、これはコンセンサスは得られると思う。個人的には。
21:05 西洋医学はトレーニングを植え付ける。トレーニングをすればなんでもできるという思考。セラピー=エクササイズ。それはOTではなくて医学のものだ!と力説。ある程度納得できるけど、それは日本でコンセンサスは得られないと思う。
21:01 限りなくその人がその作業をする実際の場所、環境に近づけること。これが重要。この中で自宅にデカイ庭があって芝刈り機を使っている人がいるか? No そんな人はいない。じゃあなんでペグとか輪入れとかさせるのか? その人にとって意味がある活動をなるべく実際に近い形で練習しましょう。
20:58 強調することは、作業に焦点を当てること。なぜ? 作業療法士だから。それは納得。じゃその作業とは? その人の生活に密着してて、意味があって、模擬的ではなくて、何より、それをすることをクライエントが決めた。
20:54 作業に関する問題を持っていない人はclientではない。personだと。CMOPでも言っていたかもしれないけど、作業療法が評価して、介入できないこともあるだろうと言っていた。んー、それはちょっと違うような気もした。
20:50 別の言い方だと、Who has problem with doing? with occupation?
20:49 アンフィッシャーさんは強調しています。Who is the client? 学校でじっとしていられない子供がいて、何かしたいか? と聞くと踊りたい。授業中。さて誰がクライエント?
20:37 なぬー。大勝軒が近くにあったのか(−_−;)
20:22 んーいまいち^^; (@ 自家製麺 伊藤) http://4sq.com/ft59Ws
20:18 アンフィッシャーさん曰く、最初にインタビューする時に、まず話を聞く時に、自分がOTであること、自分に何の役割があって、今ここでどういうことができるのか、どの位のOTが説明していますか?
13:44 アンフィッシャーさん、作業についてめっちゃ熱く語ってます。action of seizing, taking possession of, or occupying time, spaces, and roles. らしい。seizingというのは強い意思が加わっているとのこと。
11:24 アンフィッシャーさん。なう。ついていくのに精一杯ヽ(´o`;
08:39 一時間はやくついたのでマックでノマドなう。しかし室内なのに寒い。
07:09 やっと座れた埼京線… 
07:04 RT @yugoyuzinhana: 治療できない患者はいるが、看護できない患者はいない‐中井先生の言うとおりだ
06:55 I'm at JR品川駅 中央改札 (港区) http://4sq.com/ff5rLP
06:40 今は障害者が車を運転するなんて簡単なんだ。どんな改造だってできる。でも車に乗りたいんじゃなくて、”あの車”に乗りたいんだよな~。だからよ~俺が作るしかね~だろ~ http://j.mp/fESXw8
06:35 でもiPhone+simplenoteで立ちながら共著者の考察を見てメールで返信できた。今から今日の講習会の資料をgoodreaderで読む。iPhoneってそこが便利だよねー。
06:31 電車なう。横浜までガマンすれば座れるだろうというわずかな希望が裏切られた時の絶望感…
05:50 今日は長い一日になるなぁ。学生の中にはこんな朝から実習にでる子もいる。こりゃ大変だ。

2011年2月15日火曜日

ADOC in 45回OT学会(埼玉)

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夢見る少年 tomori です.

さて,今年のOT学会は埼玉です.
実行委員の皆様お世話になります.

私たち「ADOC project」では,9演題のエントリーです.
10が目標だったのですが,私のワークショップのみ不採択でした….
しかし大学院生が一人もいないのに9演題も出せたことは
自分でいうのも何ですが,よくやった! と思いますし,
ADOC projectの皆さんに心から感謝です.

さて,北は北海道,南は沖縄まで,
いろんな地域からエントリーしているのが分かります.
全てメールやSkypeでやり取りを行いました.
僕以外のメンバーは,別の地域の人と顔をあわせたことがほぼ無いです.
それでも研究はできます.

全体としては,ADOCの信頼性と妥当性を検証するために,
projectのメンバーで手分けしてデータ収集を行いました.
でもそれだけだと,ただの協力ですので,
研究や事例発表をしたい! という方々に対して,
微力ながらデザイン考えたり抄録のお手伝いをして,
こんなに沢山演題があつまりました.


ADOC project はオープンです.
ADOCを使って研究してみたい方,
研究まではできないけどもデータ収集は協力したい方
データ収集はできないけどもADOCに何か協力したい方,
こんな事やったらいいのに,と思っている方

どうぞご連絡ください.
今年も多施設間共同研究を検討しています.



以下,45回OT学会

齋藤佑樹 他 太田熱海病院(福島県)
内に秘めた輝きを再び
-失語症事例との意味ある作業の共有,ADOC(作業選択意思決定支援ソフト)の紹介-
6/24(金) 14-15時 研修室906

原田伸吾 他 ごきげんリハビリクリニック(沖縄県)
発症後16年の生活史に埋もれていた意味ある作業を発掘した事例
-ADOCの試用経験から-
6/25(土) 11-12時 研修室903・904・905

瀬下義正 他 デイケアさくら(北海道)
作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)満足度の妥当性の検証
6/25(土) 11-12時 研修室903・904・905

長山洋史 他 北里大学(神奈川県)
作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)の内容妥当性の検討.
一般社団法人神奈川県作業療法士会平成22年度研究助成事業
6/25(土) 11-12時 研修室903・904・905

友利幸之介 他 神奈川県立保健福祉大学
作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)の信頼性と妥当性
6/25(土) 11-12時 研修室906

田中裕子 他 ごきげんリハビリクリニック(沖縄県)
離床が目標だった重度用介護者が意味のある作業を語るまでのプロセス
-ADOCの使用経験から-
6/25(土) 14-15時 研修室903・904・905

村上典子 他 豊見城中央病院(沖縄県)
急性期作業療法における意味のある作業の実践
-作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)の試用経験から-
6/25(土) 14-15時 研修室903・904・905

金城正太 他 釧路脳神経外科デイケアセンター(北海道)
作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)の臨床有用性の検討
6/25(土) 14-15時 研修室906

上江洲聖 他 那覇市安謝複合施設(沖縄県)
作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)の表面妥当性の検証
6/25(土) 14-15時 研修室906

2011年2月14日月曜日

I am an Occupational Therapist!

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バレンタインにもらったのはエビスのビールでした。tomoriです。
普段発泡酒なので,感謝です.


Anne G Fisher先生の言葉。

ドクターが立位訓練(機能訓練)をオーダーしてきた時、
あなたはドクターによく敬意を示した上で、

Noと言うべき。

私は作業療法士です。

私は彼にとって機能訓練が重要であることはよく理解しています。
しかしそれは私の役割ではない。それは理学療法のほうが良いと思うし、理学療法の仕事だと思う。私が焦点をあてるのは作業です。私たちはNoと言わなければいけない。それは簡単ではない。

非常に重度のうつ病のクライエント。ベッドで寝ていたいと希望する。
私たちは彼のそばにいって、作業に関する話を始めることができる。
私たちのゴールは、まず動けるようになったら何がしたいのか、寝たままでも何がしたいのか、その何かを見つけること。簡単ではない。でも私たちは信じている。時間をかけてクライエントを理解し、痛みを知り、尊敬すれば、クライエントが、もしかすると何かできるかもしれない、と言ってくれることを。それを知ることが出来れば、私たちは作業療法プロセスを始めることができる。それには良い治療関係が必要である。私たちは彼らを尊敬し、受け入れ、彼らの視点をできるかぎり理解することである。
もし彼がそれでも寝ていたい、死にたいと答えるならば。分かりました。また来ますとその場を去る。そして医師の薬物療法で二〜三日経過をみているうちに、何かできるかもしれないと言うかもしれない。

スウェーデンの文化ではドクターにNoということは非常に難しい。ごめんなさい。あなたの助けになることはできない。他所に行ってもらえますか? ということはかなり難しい。
おそらく日本でもそうだと思う。

でも私たちは強い意志を持ち、自分たちを信じて自信を持ち、私たちは作業療法士であるということを強く認識する必要がある。私たちはアートセラピストではないし、理学療法士でもない。簡単ではない。しかし私たちはそこがゴールであり、夢であり、そこに向かうことができる。

以上

NO というためには自分のなかで確固たるYESが必要だと 何かで見た.



私たちは作業の専門家であり、作業に焦点を当てる専門職。
それをセラピーと言えるのか?

僕は Yes と言える。
でももっと確信を持てるように研究をしていきたい。
皆さんも一緒にやりましょう。

皆さんはどうですか?
作業に焦点を当てた介入はセラピーと言えますか?

2011年2月13日日曜日

OTIPM 講習会

Clip to Evernote
娘が作った「お父さんスイッチ」に僕があまりにも反応しなかったので
いつの間にか,「お母さんスイッチ」→「子どもスイッチ」になりました tomoriです.
ぼちぼち寝る時間なんですが,
2月になってブログを書いていない事に気付き,急きょ書く事にしました.


2/10-2/12までOTIPM講習会に参加してきました.


ツイッターでフォローしてくださっている方はご存知かもしれませんが.
Anne G Fisher さん直々の講義でした.

OTIPM(Occupational therapy intervention process model)とは,
スウェーデンのOTが開発した,top-downでclient-centeredでoccupation-basedの介入とプランを立てるためのモデルです.食べ物で言えば,キャビアとフォアグラとトリュフを一緒にした料理でしょうか.


さて,からの引用です.
侍OTさんのブログに日本語版があります.

分かりやすく言うための個人的なおおざっぱな解釈としては,

1)CLにインタビューをしてCLの背景を理解する.
情報を集める前に,作業療法は何ができて何の役割があるのか説明するとのこと.
例:90歳の男性・右片麻痺・ADL自立・APDL介助

2)CLが自分で述べた作業に関する優先順位を決める
例:浴槽に入るときに身体的努力が要る

3)作業を観察する
例:AMPSなどの構成的評価や非構成的評価 ※原因は今は考えないこと

4)原因の明確化と解釈と目標設定
適応・環境・役割・意欲・課題・文化・社会・制度・機能・時間の
どの要素が関連しているのか分析する 
例:シャワーチェアーの位置が悪い(環境),

5)代償・教育・習得・回復モデルの中から適切なものを当てはめて介入
例:代償・習得モデルの適用 シャワーチェアーの位置を変える,またぎ動作の練習

6)再評価
例:入浴場面を観察

という感じかと思います.


あとOTIPMは真のトップダウンリーズニングで,
その理由は「観察」があることらしいです.
CMOPもMOHOもトップダウンの理論と言っている.
CL中心のインタビューから始まるのは一緒だけれども,
その作業の観察を必ずしも要求していないので,top-to-bottom upと表現していました.
(どちらが良くてどちらが悪いということではなく,自分やクライエント,環境に合っているモデルを選択することは言わなくてもいいかと思いますが)

そのため
作業に関するインタビューと観察は,作業療法に不可欠だということでした.
なるべく模擬的ではなく,ナチュラルな,作業を見ること.
たしかに観察は重要だなと僕も思いました.
その際,iPhoneなどのデバイスを使って動画で保存すると良いかなとも.

まあ,とにかく,

「作業療法では,意味のある作業に焦点を当てること」

これが講習会を通して一番勉強になりましたし,
ADOCの進むべき方向も間違っていないなと確信できました.




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