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2011年9月19日月曜日

クラウド時代の論文作成術5 evetnote(どこからでもアクセス)

Clip to Evernote
もちろんテレビはブラウン管.tomoriです.
そんなアナログな僕がクラウドについて解説しています(笑

さてEvernote
つぎは「どこからでもアクセス」です.

アナログな僕でも電子機器は結構持っています.
メインマシンのMBA,大学のMacbook,Windows,自宅のiPad,iPodtouch,
かみさんにいつか叩き割ると言われたiPhone.

まあアプリさえインストールしておけば,
これらの機器にデータが同期できるというは言うまでもありません.



ただ,evernoteが流行っている背景には,
iPhoneやスマホなどの端末携帯の普及でしょう.

キーワードは「ペーパーレス」です.


ちょっとした考察のヒントを思いついたときにさっとメモする
本を読んでて気になるフレーズを見つけたとき写真を撮る
講演前の電車でこの前の講演のミスを見直す
活用法は枚挙にいとまがないですが,どこでもiPhoneがあればアクセスできます.
いちいちパソコンを立ち上げなくとも見れますし,入力できます.
この安心感が,ペーパーレスを加速させているのではないでしょうか.

よって,僕のカバンに書類が入っていることはほとんどありませんが
前述のとおり,僕はアナログ人間なので,モレスキン無印のノートは常に持ち歩いています.まあそれらに書いたお気に入りの一枚はevernoteに収めていますが.



2011年9月17日土曜日

クラウド時代の論文作成術4 evetnote(何でも保存)

Clip to Evernote
今1番の悩みは次女の夜泣きです。tomoriです。

Evernoteがとうとうやりましたね!
無料ユーザーでも,ノート1つの最大サイズは25MBまで,1ヶ月あたりアップロードできる容量は60MBまで利用可能です.


僕は文献はevernoteで管理しています。まぁevernoteは文献管理というより、研究を支援してくれるソフトです。楽でいいです。また書く作業に直結しています。

evernoteには3つの特徴があります.


今回はその一つである何でも保存,に関して自分の仕事と関連付けて説明します.

1)何でも保存

現在論文の9割はダウンロードしたPDFファイルです。それだけならipaperが楽です。
文献検索から整理まで ー論文300編を持ち歩くー

でも複写で取り寄せる文献もあれば、本や文献のコピー、pubmedで気になったアブストラクトもあるし、気になるサイト,ネットで誰かまとめたスライドやwordファイルもあります.

書きかけの原稿、データのファイル、紙に書いたメモ、ホワイトボードに書いたメモ、打合せのボイスメモ、それらも全部放り込みます。



文献に限らず,情報はどこにおくか、カテゴリー分けで悩みます。とっておきたいとなると、どこにおけば良いか悩みます。evernoteを使えば、どこにおくか、おいたかを考えてなくていいんです。必ずevernoteにおいた、という決まりを作ることで,さっさと片付けられ、探すときもいつかは見つかります。この安心感はevernoteならではのものです。

人間の頭は考えることに使うべきで、
記憶に使うスペースは極力減らすべきだと思いますし、
整理に悩むために使うのはなおさらもったいない。

第二の脳としてevernoteはオススメです。

続きは後ほど.



2011年2月24日木曜日

クラウド時代の論文作成術2 英文ジャーナルの情報収集の仕方

Clip to Evernote

眠れないのでもう一つ書きました.tomoriです.

自分の研究のためには文献を検索しますが,
専門領域の関連知識を広く得るためには,雑誌からRSSを取得するほうがいいです.
OT関連では以下の雑誌のRSSを登録しています.

American Journal of Occupational Therapy current issue
http://ajot.aotapress.net/rss/current.xml
Archives of Physical Medicine and Rehabilitation
http://www.archives-pmr.org/current.rss
Australian Occupational Therapy Journal
http://onlinelibrary.wiley.com/rss/journal/10.1111/(ISSN)1440-1630
Canadian Journal of Occupational Therapy
http://api.ingentaconnect.com/content/caot/cjot/latest?format=rss
Occupational Therapy International
http://onlinelibrary.wiley.com/rss/journal/10.1002/(ISSN)1557-0703
Disability & Rehabilitation
http://informahealthcare.com/action/showFeed?ui=0&mi=3fmc6q&ai=1lir&jc=dre&type=etoc&feed=rss
Neurorehabilitation and Neural Repair current issue
http://nnr.sagepub.com/rss/current.xml


このURLをgoogle readerに登録すると
新しい号が出たら自動的に論文のタイトルとアブストラクトが届きます.

これを前回と同じで,
1)iPhoneのReaderで取捨選択して,
2)読みたいものはRead it Laterにアブストを転送してじっくり読む,
3)文献まで取り寄せたらEvernoteに保存です.


Lifehacing.jpの堀さんの記事を見てから,情報収集に気をつけるようになりました.
たとえば私の本業は研究者ですが、研究者としてのレベルを DP 的に向上させる活動を考えると次のようなことが考えられます。以下引用

最新の研究に通じる研究体勢: 
研究者にとって一番大切なのは研究の一線を理解することです。「忙しくて論文も読めない」という研究者が多い中で、「最新の研究に目を通す」「知識を必要に応じて取りだせるシステムを作る」という活動に 10% でも時間を割いて常に繰り返している人は、それだけで「知」の利を得ています。

作業効率のカイゼン: 
研究に利用するツールや手法に対して常に新しい情報をとりいれる習慣形成をしているひとは、学生時代に作ったツールを常に流用している人に比べて技術的な優位を常に持つことができます。

常に論文を書く: 
機が熟したら書くのではなく、常に投稿に向けた原稿を進めていることによって「試験を受けている」状態をつねに維持することが、心理的なプレッシャーとなります。

すこし曖昧ですが、「研究におけるすべてのことができるようになる」という目標を作るよりも、「情報収集・作業効率・成果にたいする意識改革」というポイントを抑えてスケジュールされた訓練をおこなうことで、「論文」という成果への道を短くできるのではないかと思えます。 



論文を書く事ばかりに集中しがちですが,日頃のinputが重要ですね.
それをいかにして「楽」に行うか.ナマケモノな僕の発想です.




クラウド時代の論文作成術2 英語論文の情報収集

Clip to Evernote

眠れません.tomoriです.
だいたい9時半には寝ますが,どうしても2〜3時に起きてしまいます.
眠れぬなら起きてしまえとノマド中です.


さて,前回は和文ジャーナルの情報収集でした.
今回は英文ジャーナルの情報収集です.

文献検索ではpubmedを利用しています.
無料で医学系のジャーナルが検索できるデータベースです.
詳しくはこちら

そのpubmedで検索をアラートする方法も以前に紹介しましたが,RSSも可能だそうです.
この機能の何が良いかって,最新の論文が自動的に手元に届くということです.
RSS登録の方法は動画でこちら

僕が検索して読むまでの流れは,
1)検索式のRSSを取得,
2)google readerに登録して,
3)iPhoneのReaderで取捨選択して,
4)読みたいものはRead it Laterにアブストを転送してじっくり読む,
5)文献まで取り寄せたらEvernoteに保存です.

ちなみに検索する際の注意点はこちら.


検索式は,"occupational therapy" and ○○とかで検索したいところですが,
実際良い論文はあまりヒットしないことが多いです.
それで作業療法の分野でこの研究はされていない=新奇性がある
というロジックになりがちですが,それでは文献を検索する意味があまりないような気がします.
僕は,方法や書き方などを参考にするために,また考察などで引用するために文献検索をしています.
ノーベル賞レベルでない限り,だれかが似たような研究をしているはずなので.
自分がやりたい事に類似した論文が2−3本あれば十分かなと思います.

個人的には,専門領域,単語などを絞って検索せずに,
広いテーマで関連領域の知識をつけながら検索していくことが望ましいですね.
レビューの論文を先に読むのも手です.
あと方法論などを直接入れるのもいいですね.たとえばNIRSとか.


まあ,ナマケモノの僕には,RSSは必須です.



2011年2月20日日曜日

クラウド時代の論文作成術1 和文ジャーナルの情報収集の仕方

Clip to Evernote
ハッピーフライト好きのtomoriです.

「ビールがじぇんじぇん足りません!」


ちがうか… ビーフです.


さて,壮大なテーマですが,
小生が普段実行している論文作成術を小分けで紹介したいと思います.

まずは情報収集です.
以前は月に1度わざわざ図書館に行ってジャーナルを眺めていましたが,
めんどくさくて自動的に新刊情報が届くようにしています.

さて使っているのはFujisanさんの自動配信.

登録の仕方は非常に簡単.


僕はEvernoteのアドレスに自動的に送っています.
(後から検索した時に引っかかりますので)
もちろん自分のメールアドレスに送ってもいいです.

これでわざわざ図書館に雑誌を見に行かなくても,
目次を見て面白そうなものだけコピーを取りにいくようになりました.


登録しているジャーナルは,以下の通りです.

あとはmacとか仕事術とか趣味の雑誌を登録しています.


これで図書館に出向く時間を節約できました.
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